2011年1月22日土曜日

コウノトリのいる雪景色

夕方5時頃、神鍋山に夕日が落ちていく頃、出石盆地?の東側の山に広がる雲がピンクに染められます。IMG_1688.JPG

昼過ぎには、ここにはコウノトリの気配はありませんでした。このときいてくれたのは、伊豆の幼鳥と382さんでした。IMG_1679.JPG
パックン!IMG_1681.JPG
30分ほど観察していた間、数回パックンしていました。泥の中にくちばしをつっこんで、何度も何度もまさぐってもなかなか餌はえられませんでした。IMG_1673.JPG
顔が隠れそうなくらい泥の奥まで、くちばしをさしこんでいました。IMG_1684.JPG
写真には撮れませんでしたが、泥から見つけ出した獲物を、何度も水に落としてはくわえ、落としてはくわえ、5回ほど繰り返してから食べるということをしていました。洗っている?

次は、実家の近くにいた別のコウノトリ。農道を走っていると、朽ちて骨だけになったビニールハウスの陰にぽつんと一羽でたたずんでいる子に会いました。風をよけて寒さをしのいでいたのでしょうか。
IMG_1647.JPG
足輪からすると昨年6月に生まれた0024(性別不明)。親から離れてもう一人で生きているんですね。でも、羽はとっても汚れていて、なんだかやつれた様子(私の思い込み?)。
しばらくすると飛び立ち、IMG_1648.JPG
すぐ近くの、わずかに雪から顔を出している田んぼの溝に入って、餌探しをしていました。IMG_1654.JPG
がんばれ! 強く生きていくんだよ! って思いました。
いつまでも親離れしない伊豆の幼鳥(上の写真の子)とは大ちがいです。
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2 件のコメント:

  1. ピンクに染まった雲と雪そしてコウノトリ素敵な風景ですね♪
    でもコウノトリにとっては厳しい冬ですよね~
    みんな元気に春を迎えてほしいです。
    頑張れ~!

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  2. ゆきりんさんへ
    日が落ちる頃は、とっても優しい景色になります。大好きな景色です。
    雪が多いと、せっかくの灌水田でさえ、雪がたまり、えさ場ではなくなってしまいます。コウノトリだけでなく、どの鳥にとっても厳しい季節。
    毎年雪に覆われるなら、鳥たちもそのつもりで渡ってくるでしょうが、ここは、年によって雪が降ったり降らなかったりなので、どうするんだろうって思ってしまいます。

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