2013年4月30日火曜日

この子誰の子? かくれんぼ上手?

 オオムラサキの幼虫チェックに近所の児童公園に入っていくと、親鳥が鳴き叫びながら私の方に突進してきました。あっこれはと思い辺りを見回すと、あわてふためき野球グランドを走り出すおちびさん4羽が目に入りました。
オオムラサキどころではないと急いで家にカメラを取りに帰りました。
戻ってくると、グランドのフェンスの際の草むらの中に小さい動きが見えました。

振り返ってくれました。う〜ん・・・可愛い!  ミラーレスカメラ300ミリで、これだけ撮れてしまいました。(トリミングはしてあります)

この子、しばらくフェンスに沿ってちょこちょこ歩いていったのですが、ここで立ち止まり、動かなくなりました。カメラをカシャカシャしていても、微動だにしません。

この子、隠れているつもりなんだと思い、左側に回って撮ってみました。
 やはり、微動だにしません。フェンスにへばりついたままです。
もう一度元の場所の戻り、少し近づいて撮ってみました。ノートリです。やはりフェンスにへばりついたまま微動だにしません。
隠れているつもりなのが、とっても可愛い!

あまりこの子にかくれんぼさせているのもかわいそうなので、このフェンスの向こうの田んぼの中を走っている子にカメラ向けることにしました。
田起こしした田んぼに入ると、完全に土の中に溶け込んでしまいます。
土の向こうに走り込んで隠れる寸前が撮れました。親が騒ぎさえしなければ、このこがいるなんて絶対分かりません。

この子は、ケリの赤ちゃんです。この児童公園は、隣りに少年野球の練習グランドがあるのですが、練習のない日にはケリの家族が入り込んできます。このケリの家族は、普段はうちの畑の近くの田んぼの中にいることが多く、畦道を歩いているのをよく見かけるのです。親が、農作業の人を避けて、子供たちをあちこちつれて避難させているのでしょうか。

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12 件のコメント:

  1. ケリの赤ちゃん、可愛いですね~☆
    田んぼの端っこでお母さんが大騒ぎして
    「巣」の場所や、雛の存在を解らせるまいと
    自分に視線や注意を持って来ようとする、あの鳥さんですね?

    児童公園隣のグランドで野球の無い日が解るんですね。
    どの世界でも親はほんまに大変やなぁ、、

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    1. snowrun29さんへ 
      今年は、ケリの赤ちゃんはもうパスしようと思っていたのに、目の前、真っ正面に出てきてくれたので、頑張ってしまいました。
      ケリの鳴き声は、敵を追い払うためと同時に、子供たちに危険を知らせて、逃げさせる(隠れさせる)ためと分かりました。
      練習のない日が分かると言うか・・・静かな場所を求めて移動しまくっているから、結果そうなるのだと思いましたが。
      決まった狭い範囲で子育て生活しているのではなく、結構広く子供を連れ動いているということが分かりました。

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  2. ケリの雛とても可愛いですね。
    親の怖い顔からは想像できないです(笑)
    小さくて可愛い雛を守る親鳥は大変ですね。
    こちらでもケリケリ頑張っています。

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    1. ゆきりんさんへ 
      あまり近づき過ぎるといけない思いながら、丸見えなのに隠れているつもりなのがあまりに可愛くて、近づいてしまいました。
      ケリほど人間の近くで生きている鳥はいないのではないかと思います。
      人間近くにいることによって、猛禽類から子供たちを守っているように思いました。

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  3. 4羽のケリの雛が無事育つよう祈るのみですが、
    それにしても、田んぼの土と同化していますね!
    robinは、ケリの擬傷行動を見てみたいですが、
    親鳥にはストレスとなるので可哀想ですね。

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    1. robinさんへ 
      今日は、このグランドに行くと(オオムラサキの幼虫チェックです)、ケリは私には見向きもせずに、上空のトビとカラスに、必死で攻撃を仕掛けていました。
      ヒナの姿かみかけませんでしたが、親が威嚇しているということは子供が元気でいる証拠と思いました。
      田んぼに水が張られるまで間もなくです。安全な場所を上手に見つけて子育て頑張ってほしいです。

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  4. ケリの雛ちゃん、とっても可愛いですねー!
    隠れているつもりっていうのも可愛い。
    じっとしてると天敵からは見つかりにくいですものねー
    こんなに近づけるなんて凄いですね
    親鳥が威嚇してきませんでしたか?

    昨日久々に鳥見に行き、アオサギの幼鳥やマガモのちょっと育った雛は見ました。
    今年のスイスは4月になってからも雪が降ったり気温が低く雨も多いので
    野鳥の子育て大変だと思います。
    ハシボソ、シュバシコウ、ユリカモメ、キアシセグロカモメは抱卵中でした。
    こちらでも今月辺りから雛を目にする機会が増えると良いのですが・・・

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    1. 私にとって、ヒナの姿に出会えるのはツバメとカイツブリとケリくらいです。
      ケリは、人間近くで生活することによって猛禽類を退けているように思いました。
      丸見えなのにかくれているつもりなのがとっても可愛かったです。
      このときは親は来ませんでした。どうしてなんでしょうね。
      他に3羽いたので、ここに一羽残っているのに気づかなかった?

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  5. 最初は、何か大変なことが起きたのかと、はらはらしました。
    おおむらさきさん、親鳥に威嚇されたのですね(^^ゞ
    まだ産毛が残るような幼気なおちびちゃんたちを、守ってあげたくなりますね。
    鳥の子育ては、いつも命がけなんでしょうね。
    皆、無事に育って欲しいと願うばかりです。

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    1. kogamoさんへ 
      田んぼの子を撮った後戻ると、このこのすがたはもうありませんでした。
      親鳥はこんなひ弱な産毛の子を、あちこち避難させながら子育てしているんですね。
      田んぼは、耕されたり水を張られたり人がうろうろしたり、居心地が良いとは思えないのに、場所を変える気はない様ですね。
      人間の近くで生活すると、猛禽類をけん制出来るメリットがあるのでしょうか。
      稲の緑が濃くなったときに、若鳥が見られるといいのですが。

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  6. 土の中にいると本当にわかりませんね。
    逆にフェンスにいるところはとても目立つのに、やはり小さいと気づかないのですね^^
    そんなところで隠れたつもりになっているのがとても可愛いです。
    ケリはこちらではまず見られないので、このおちびさんを見ても何のヒナだかまったくわかりませんでした。
    野球場や公園がある近くに巣があるとは、そちらでは会いやすい鳥さんなのですね。

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    1. Simcoさんへ 
      畑に行ったとき、いつも鳴き叫ぶので、ちびちゃんどこにいるの?って探すのですが、姿を確認出来ることは滅多にありません。
      隠れたつもりのこの子、数枚撮った写真を見てみると、わずかに目元が動いているので、本人はこちらの気配を一生懸命伺っていた様です。
      北海道にはまだ渡っていないのですね。
      私が鳥見を始めた頃は、「まだ山を越えていないようだ」ということで、奈良では見かけても実家(兵庫県の北)では見かけないという様子でした。
      奈良では、スズメやムクドリくらい、とっても身近な鳥です。

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