2015年4月29日水曜日

橿原市昆虫館「春の虫観察会と標本作り」のお手伝い。セスジハリバエ、クロマルハナバチ、オオイシアブなど。

今日は、昆虫館のお手伝いに行ってきました。
7月の気温続く中で、今日は曇り空。ほどよい気温で林の中の観察を楽しんできました。
甲虫類、蝶類、バッタ類など、小さなお子さん達だけでなく、お家の方たちも子供に帰って楽しんでおられました。 捕虫網の使い方も慣れている感じの子もたくさん。

私は、捕まえるお手伝いも幾つかはしたのですが、カメラでゲットもしておきました。
この虫、アブ?ハエ?って思ったのですが、調べてみるとセスジハリバエのようです。
頭についている触角とお尻のトゲトゲで判断。

3年前に「里山作り隊 」で作った砂防ダム際のため池の横で、ヤンマ科のトンボのヤゴの抜け殻を見つけました。

昆虫館に戻り、お弁当を食べた後、午後からは標本作りが始まりました。
この時気づいて大拍手したのが、これ。参加者が持参された、ダンボールで作られた手作りの三角紙入れです。
市販のものはこれ↓です。蝶の羽を傷めないための三角紙の入れ物です。

蝶の展翅作業の様子も撮らしてもらいました。 
 

私は、蝶の展翅はしたことがありますが、甲虫やバッタやトンボは初めてです。
展足板は、発泡スチロールにペーパータオルを張り止めて作るところからです。 

この作品に、ちょっと感動。
雰囲気は似ているのですが、左はクロマルハナバチ。つまりハチの仲間。ちょっと見羽が2枚にしか見えませんが。上翅と下翅が離れないようにカギでひっかけているとのこと。
右はオオイシアブ。アブの仲間なので、翅は2枚です。(但し、見かけ上のことで、退化した痕跡がわずかに残っているようです)

トンボやバッタやハナムグリ。羽や足や触角など、蝶とは違った工夫がされます。

小さい子たちも、お母さんやお父さんに任せてしまうことなく、助けてもらいながら、細い作業も一生懸命でした。
帰りがけに尋ねるた子から、「おもしろかった」と返事が返ってきました。

1ヶ月ほどこのままで乾燥された後、出来上がった標本は、夏に行われる昆虫館の展示会に出されます。楽しみです。


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