2015年4月29日水曜日

ギフチョウはもうボロボロチョウに。雑木林の春の花々にも幾つか出会いました。

在庫にしておいた山のギフチョウの写真です。

最近は、毎年、同じ時期に出かけるようになり、まだ大丈夫と思ったのですが、ぐる〜っと山全体を散策して、出会えたのは数匹でした。なんとか撮れた子を見てみると、色も少しあせて羽がボロボロになっていました。
例年と一番違ったのは、大きな捕虫網を持ったおじさんたちを、一人も見かけなかったことです。出会うと、ここは保護活動されていることを伝える声掛けをしていたのですが、今回はその必要は全くありませんでした。
実は、去年の11月に、ギフチョウの保護条例が制定されたのです。この地域での捕獲が禁止され、罰金も課せられることになりました。
(この条例の効果なら嬉しいのですが、最盛期に捕るだけ捕って、ギフチョウが少なくなったので捕虫網のおじさんも来なくなったのかもしれません。)

今回出会った花の中で撮ってきたものを・・・
ツルカノコソウ(たぶん)
 トリガタハンショウヅル(たぶん)

ツクバキンモンソウ(上唇が無いのが特長です)

?スミレ

 ミヤマシキミ

ミツバツチグリ


どこにもギフチョウはいないねえなどと言いながら、ぐる〜っと山道を歩いていて、そろそろもう終わりというころ、ちょっとお茶でも飲もうと山道に腰を下ろした時、ふと目の前に生えていた葉に付いていたのは・・・なんと、ギフチョウの卵。

真珠のように輝く小さな卵。 
卵の乱獲者に見つかりませんように。無事に孵化して、来春蝶になれますように。


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4 件のコメント:

  1. こんにちは。
    蝶の生態や保護のことはまったく知らないのですが、やっぱり密猟とかあるんですね!?
    自然の中に居てこそ素敵なのに…残念ですね。
    オオムラサキも優雅に飛んで行きましたか?(^O^)

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    1. すずめさんへ
      私は楽しませてもらっているだけですが、保護活動されている方は、嘆いておられます。
      可愛い蝶を、後世の子供たちにも楽しんでもらいたいものです。
      オオムラサキの飛び方は、優雅という感じではなく、バタバタバタッと激しく羽ばたいて飛んでいきます。
      5月の終わり頃には、羽化する子たちもいると思います。

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  2. ギフチョウは綺麗な蝶なので、採取して行くオジサンがいるのかな?
    とるのは写真だけだと良いのですが・・・(^^)
    野の花も沢山咲いていて、楽しみましたね。

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    1. robinさんへ 
      ギフチョウの乱獲は、見ていて悲しくなります。
      ほしけれrば自分で育ててみてほしいものです。
      飼育してたくさん増やしている方も知っているものですから、余計にそう思います。

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