2013年9月23日月曜日

小坂田んぼでコウノトリ5羽(久しぶりの363さんも)

在庫になってしまいましたが、先日出かけたときに出会ったコウノトリを。

19日、雲海を撮って、城崎温泉に入って、夫が仮眠をとっている間に小坂田んぼを回ってみました。

前々回刈り取ったばかりでコウノトリたちのレストランになっていた田んぼは、鳥の気配もなく、道路を隔てた田んぼに一羽だけコウノトリが入っていました。

13年、野上生まれの0061君。「休め!」をしたところを撮っておきました。

鳥居の鉄塔に止まっていたのは、11年戸島生まれの0029さん。
飛び立つかと思ったけど、ジャンプしただけ。この200mほど先に立っている鉄塔にもう一羽コウノトリが止まっていました。何かアピールしたのかな?

で、相手の子は、03年にコウノトリの郷公園で生まれ、06年に自然放鳥されてから、ほぼ、この小坂田んぼを拠点?にして生きている子、363さんでした。
私のこだわりの子ですが、会うのは久しぶりでした。

鉄塔の上で、念入りに、念入りに羽の手入れをしていました。

ここから土手沿いに車を進めると、川の中に一羽。09年戸島生まれの0014さん。

更に進むと、田んぼの中にもう一羽。13年永留生まれの0071さん。

直径1kmほどの広さのところでたくさんのコウノトリに出会えました。稲がほとんど刈り取られたので、見つけやすくなったのでしょうか。

1時間ほどして帰りがけに遠くから見ると、初めの鉄塔には2羽が入っていました。つがいになったのなら嬉しいのですが、このときに見た2羽なら♀同士なので・・・
363さんは、自分は結婚しないで、親離れを始めた子たちの面倒(餌の取り方を教える?など)をみている、「やさしいおばちゃん」という感じです。

363さんがいい伴侶を見つけますように。



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12 件のコメント:

  1. 青空にくっくりのコウノトリ、綺麗ですね!
    下の記事の田んぼにコウノトリがたくさんいる画像にはびっくりしました!
    こちらでは1羽だけでも、ものすごく珍しいです。
    たくさんのコウノトリを撮り放題、本当に羨ましいです。
    繁殖が上手くいって増えてくれるといいですね。

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  2. Simcoさんへ
    青空を背景に光が顔に当たって撮れる場所が、ちょうどいい所にありました。
    私の実家辺りは、昔から(絶滅する前から)コウノトリの多いところでした。
    害鳥として扱われたくらい。
    今とは雲泥の差です。
    今は、無農薬や減農薬などで、田んぼの中に小生物をたくさん生息させていく取り組みが進んでいます。

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  3. 青い空に映えるコウノトリさん、素敵ですね。
    高い鉄塔の上も自在に止まって、のんびり毛づくろいする様子が微笑ましいですね。
    あちこちで、簡単に見られるのでしょうか?
    無農薬などで保護され、安心して田んぼを歩いている姿に和みます。
    来年も可愛い子たちがたくさん育つとよいですね。

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    1. kogamoさんへ  
      鉄塔の直ぐ近くの土手の上に車で進めたので、綺麗に撮れました。
      必ずとは言えませんが、この田んぼ辺りはコウノトリがよく入ってくれます。
      コウノトリだけでなく、サギ類もたくさん入っているようすを見ると、ここでとれたお米は、人間の体にもいいんだろうなって思います。

      「可愛い子たちがたくさん育つといいな」とはその通りなのですが、最近、そうばかりは言っていられないことが起こっているようです。
      親鳥が孵ったヒナのうち一羽、巣から落としてしまうということが増えているそうです。限られた地域内のコウノトリが増え過ぎ、コウノトリ密度が高くなり過ぎているためではないかと言われています。

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  4. 青空をバックに羽繕いするコウノトリとても綺麗ですね。
    大きいコウノトリも稲の中に入ると首しか見えませんね
    (こちらにこの前来た子がそうでした。)
    獲物を狙っていたら見えないこともあるのでしょうね。
    363さん優しいおばさんなんですね。

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    1. ゆきりんさんへ 
      バックが青空になるところを、うまく見つけることができました。
      コウノトリは、田んぼから更に溝の中に入ってしまうと、ほんとに隠れてしまいます。
      363さんは、毎年、親離れした若鳥と一緒に餌取りをしているところを見かけているように思います。
      若い子が、いつも寄っていっているイメージがあります。
      私としては2羽でいる時、相手の子をチェックするのですが・・・

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  5. どんどんと増えていっているのですね。
    無農薬のお陰と皆さんの努力と思いますが
    こうして見せて頂くとこちらまで嬉しいですね♪

    ところで其々の識別番号ですが、どういう具合に付いているのでしょう。
    最初、363さんが
    <03年にコウノトリの郷公園で生まれ、06年に自然放鳥されてから、
    ああなるほど3→6でその年の3番さんなのか、と思ったのですが
    他の鳥達がそうでもなさそうですし、、

    それとぱっと見で363さんって解るおおむらさきさんも凄いとv
    何羽もいたら猶の事ですが。

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    1. snowrun29さんへ
      ネットの不具合で返事が遅くなりました。
      識別番号は、私にもよく分かりません。
      snouwrun29さんが考えて下さった通りにはいかないものもあります。
      363さんも、ぱっと見て分る訳でなく、足環を撮ってUPして色を確かめてやっとです。
      色の組み合わせを確かに記憶しているのはこの子だけです。他の子たちは何となくなので、一覧表を見ないと確信は持てません。

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  6. コウノトリ、こちらの方にも飛んでこないかな~
    やはり、餌が農薬等に汚染されていると駄目なんですね。
    コウノトリやトキが人間と共生できる自然が戻ることを願っています。

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    1. robinさんへ 
      ネットの不具合で返事が遅くなりました。
      私が小学校5年のときに、農薬をまくヘリコプターが上空を飛ぶという光景が始まりました。
      そのころは、コウノトリは田んぼを荒らす害鳥と見なされるくらい日常的な鳥でした。
      で、高校1年のときに、生物の先生がコウノトリ絶滅の可能性の話をされたのを覚えています。
      わずか5年ほどの間でした。

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  7. お久しぶりです。コウノトリ、本当にシュバシコウにソックリですねー
    シュバシコウは幼鳥のうちはくちばしが赤くなく大人になると赤くなるので
    コウノトリを見たらシュバシコウの幼鳥?と勘違いしてしまいそうだわ。
    でもそちらにはシュバシコウはいないようなので間違える心配はありませんね。苦笑

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    1. 蛟さんへ 
      本当にそっくりですね。
      私もシュバシコウに出会ってみたいです。

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