2014年1月9日木曜日

万場スキー場から日本海、イノシシ猟、お客の来ないレストラン

スキーはもう諦めるしかない、と思いながらも、とにかく一度試してみようということで、今季初めて行ってきました。

一昨日も今日もしっかり雨天の隙間をぬって、昨日(7日)はウソのような、ピーカンの晴天。
めったにないスキー日和で、快適なスキーを楽しむ事が出来ました。
ゲレンデの上に出たときは10時近くなっていたのですが、リフトから降りると、目の前に北但を覆う雲海が広がっていました。 
一番下のリフトに乗るとき、リフト券チェックのおじさんが「上は貸し切りやで」と言われていた通り、人影はほとんどなく(皆無ではなかったけど)、ゲレンデのコーデュロイはまだきれいに残っていました。

この様子だとひょっとして、と思い、リフトを乗り継ぎ山頂まで行くと・・・
日本海が見えていました。2年前、母が亡くなる前日に、夫が一人で見た日本海。今年は私も一緒に見てきました。今年はもうすぐ母の3回忌のお参りです。

家を出るときには意欲もあまりなく、滑り方も忘れたかななど思っていたのですが、雲一つない貸し切りのようなゲレンデのおかげで、体調をうかがいながら、無理をしないよう、ゆっくり楽しんで滑ることが出来ました。しかし、次回の可能性を残すために、2時前には万場を引き上げました。

そのおかげというか、駐車場で、まず出くわす事など考えられない場面に出くわしました。駐車場の崖の上を必至で逃げるイノシシとそれを追いかける猟師さん。遠吠えを上げ続ける猟犬。断続的に響き渡る猟銃の音。そして、しばらくして、崖の向こうの竹やぶの中、雪の上に横たわるイノシシ。
見ていた小学生の子たちが「かわいそう!」と。「でも、退治してもらわないとあなたたちが襲われるかもしれないよ」とフォローしておきました。(ゲレンデに出現も?)

スキー場で気になった事がもう一つ。
ここは、去年、駐車場の目の前でヒレンジャクの群れを楽しませてもらった場所なのですが、レンジャクの気配はなく、その代わり、山頂辺りで目にしたのが・・・
もう、あちこちにヤドリギだらけ。どのヤドリギにも実がびっしりついていました。
ごちそういっぱいそろっているのに、開店休業のレストラン。
去年見たのは1月末だったので、これからまだきてくれるかも知れません。
ツルウメモドキの実もたわわでした。

レンジャクどころか、一羽の鳥も見かけませんでした(声は幾つか聞きましたが)。去年のレンジャク柿の木にも、柿の実が(去年ほどではないけど)たくさんついていました。


北但で出会って来た、川や海の鳥たちは次のブログにて。

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6 件のコメント:

  1. スキー楽しめたようで良かったですね。
    写真見た限り、とても滑りやすそうな、良い所ですね。

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    1. カズさんへ
      コメントありがとうございます。
      ウソのように快適に過ごす事が出来ました。
      母が背中を押してくれているように思いました。
      初めは、ひょっとして直ぐ帰る事になるかもしれないし、別のスキー場(リフト券が安いところ)に行こうかと言っていたのですが、ケチらず、ここにして正解でした。

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  2. こんにちは。
    久しぶりのスキーは如何でしたか?
    ヤドリギにレンジャク等が居たらスキーどころじゃないのでは…?(^-^)
    意外にイノシシやシカは身近にも居るんですよね。
    野鳥に出会えなくても、ご主人と観るこの風景は素敵だったでしょう(^-^)

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    1. すずめさんへ 
      スキーは、挑戦する事なく、無難なところで楽しんできました。
      去年のブログを、今読み返してみると、おっしゃるとおりスキーどころではなくて、夫をゲレンデに送って私は駐車場に残り、スキーのソリの代わりにカメラを手に、レンジャクをたっぷり楽しみました。
      もしよければ、「カテゴリ」の「レンジャク」をクリックして覗いてみて下さい。スキーどころではない事が分って頂けると思います。半端じゃないんです。今年もあの再現をせつに願っているのですが。

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  3. 空いているスキー場で滑るのは気持ちよさそうですね!
    山頂のヤドリギ凄いですね。それだけレンジャクが来ていたということですね。
    今年は冬の小鳥が少ないですね。
    柿の実に今年も来てくれると良いですね。

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    1. ゆきりんさんへ 
      本当に貸し切り状態でした。
      最後のスキー場になるかもしれないと思いながら行ったので、よけいに、嬉しいゲレンデでした。
      去年であったレンジャクたちは、きっとこのレストランに来たんでしょうね。今年も来ることを願っています。

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