2014年12月18日木曜日

白馬には行ったけど、平湯〜郡上八幡・・・初めての大雪中走行

15日、昼過ぎに家を出て、4時半頃、恵那山辺りでは定番の雪山の景色に迎えられました。夕陽を受けて、赤く染まっていました。

コンビニでカップラーメンや巻き寿司パックを買って、ホテルに着いたのは7時半頃。予定よりかなり早く着くことができました。ホテルまでの道々、白馬村の地震の被害の様子が気になりましたが、夜間で一面雪に深く覆われ、その様子はうかがえませんでした。
ホテルの方に尋ねると、ホテルの被害は「外壁が少し傷んだくらいで大丈夫でした。」とのことでしたが、このホテルの温泉は、機械の点検中というこでした。

翌日、白馬八方はゴンドラ一本動いているだけ。いつも利用している無料駐車場のあるリフトはまだ稼働されていないため、今季初滑りは白馬五竜ということにしました。


今年は1ヶ月前に腰を痛めていたので、どの程度滑れるか心配だったのですが・・・
ゴンドラ乗り場のある「エスカルプラザ」で、外国からの団体さんを見かけました。インドネシアからの観光客でした。(ホテルでは、中国人観光客もたくさんでした)

ゲレンデは、雪が吹き付け、快適といえる状態ではなかったので、一滑りして「滑れる」という体調を確認した後、私は大半をソファのある休息室で過ごしました。待ち合わせ時間前に一番下のゲレンデに出て、1時間半ほど滑って、十分満足出来る今季初滑りとなりました。

3時過ぎにはゲレンデを後にしてホテルに帰ろうとしたのですが、車の屋根には4〜50センチの雪が積もっており、車を動かすのも一苦労でした。
メイン道路に出た後も、道路は渋滞で車が進まず。横道を抜けようとすると、前方で対向車が向き合って動けず、後退して元の道路に。

翌朝、ホテルの駐車場で車の雪を下ろしている人の様子を撮ってみました。

もう一日滑る予定でしたが、五竜スキー場は、ゴンドラは動かず一番下のリフトが一つ稼働されるだけというのを聞き、ホテルをキャンセルして帰ることにしました。
宿泊料を支払うとき、嬉しいことに気づきました。なんと、このホテル、野鳥の会会員は1割引だったのです。キャンセル料も要りませんでした。

ホテルを出たのは9時半頃でしたが、走っているとき、このまま帰るのはもったいないので、平湯温泉に行こうということになりました。
雪は降り続いていて、ワイパーをかけていたのですが、ワイパーに氷が着き始め、ガラスに拭き残りができるようになりました(黄色い↓)。
 出発時に−4度だった気温は、山間部を走っているうちに−6度まで下がっていきました。

平湯の森温泉に着いたのは1時過ぎでした。大雪警報が出ているせいでしょうか、お客さんは少なく、先客さんが出られて私一人になったとき、せっかくと思い、雪の風情満点の露天風呂や内風呂を撮らせててもらいました。
廊下から見た軒のつららも素敵でした。


と、ここまでは好調だったのです。この温泉を出た後に迎える事態は、予想もしませんでした。

凍り付いたフロントガラスやワイパーを、足湯の湯をかけて溶かし、2時半過ぎ、奥飛騨温泉郷平湯から雪降る山道をひたすら高山市街地へと向いました。

高山市街地に着くと、ナビが、いつもは走らない国道41号線を案内するのです。しかし、それを無視していつも走る中部自動車道に入り、東海北陸道を目指して走っていったのですが、清見ICで待っていたのは「東海北陸道閉鎖」。おまけに、この高速に対応する地道は雪崩で封鎖されているとのこと。車のナビは、これを知っていて、他の道を行かそうとしていたことになります。それなら音声案内をしてくれればいいのに・・・。

仕方が無いので高山市街地まで戻り、41号線を岐阜市に向って走ることになりました。
あちこちからこの国道に車が集まってきていて、渋滞の雪道。速度は20〜40km/hしかでません。ナビと案内看板を見比べ、行き先を確かめ確かめしながらすすみました。岐路では、本当にこっちでいいの?と思いながら。

下呂からは、ナビが郡上八幡ヘ行けと言います。走ってみると、それがまたとんでもない山道。運転していなくても、前方を見ているだけで肩が凝ってきます。車はほとんど通りませんでしたが、途中で2カ所除雪作業している車に会いました。
写真の右下に、ナビが案内する山道が入るように撮ってみました。
大変な冒険走行だと言いながらすすんだ山道でしたが、最後にライトアップしたお城が待っていてくれました。

閉鎖されている東海北陸道に、郡上八幡から乗れるかどうか、心配でしたが・・・

8時半近くには乗ることは出来ましたが、渋滞情報も入り、高速でも50km制限がかけられていました。2車線あるので、時々追い越し車線をビュンビュン飛ばしていく車がありますが、信じられません。路面が見えないので、車のテールランプを見ていると走り易いのですが、街灯の無いところなど、前の車に追いついていけないと最悪です。

これぞ大雪警報といわんばかりに、降る雪が荒れ狂い、フロントガラスに叩き付けられてきます。車が溜まってくるとハザードランプが点滅します。
吹き付ける様子をなんとか撮ってみたいと、たくさんシャッターを切りました。これが一番雰囲気が出ていました。ワイパーに氷が着いて、拭き残った水気(氷)がフロントガラスに着いているので視界がとっても狭くなり、SAに入る度に氷取りです。

これだけ吹き荒れていたのに、彦根辺りで、急に、全く雪の気配がなくなりました。
そこからやっと高速道路らしく走れましたが、高速道路を下りる頃には日付が変わっていました。おかげ?で、高速料金は3割引となりましたが、帰宅時間は1時半を回り、平湯から5時間で帰れるところ11時間もかかりました。


帰路の道々、山間部でも市街地でも、家の前や道路の雪かきをする人たちの姿ばかりが目につきました。国道、県道ではここかしこで除雪車が活躍していました。雪対策のための大変さを思い知る旅行となりました。



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6 件のコメント:

  1. こんにちは。
    雪が少ないのも困りもんですが、多すぎるのも困ったもんですね。
    夜間の雪道は、本当に危険ですよね。
    ライトに照らされた雪がスピード感を狂わせられてしまったりと…。

    初滑り、お疲れ様でした(^.^)

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    1. すずめさんへ 
      一応、雪国育ちと思っているので、多少の雪には驚かないのですが、短時間、あっという間に積もってしまう雪にはびっくりしました。
      それと、大雪時の道路事情にも。
      いつもなら2時間も走れば運転を交代してほしがる夫ですが、今回ばかりは、私に運転を任せる気にはならなかったようです。
      何度か途中休憩はしたものの、11時間一人で運転してくれました。
      「舞来る雪を見ていると目が回る」といいながら。
      腰の方は大丈夫ということが確かめられて嬉しかったです。

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  2. こんばんは。凄い吹雪きの中のロングドライブ、お疲れ様でした。
    昨日一昨日は但馬も大雪警報が出てそこそこ積もりました。スキー場も
    営業始めたところもあるようです。
    六方田んぼには「ソデグロヅル」が居着いてますよ。

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    1. kainakaさんへ 
      助手席に座っているだけでしたが、本当にとっても疲れました。
      家に帰って椅子に座っても頭の中が揺れていました。
      一部可だった奥神も、20日から全面可になるようです。
      次に行くときには、なんとか六方田んぼに行きたいものです。有り難うございます。

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  3. 大雪で大変でしたね。
    でも無事に帰ってこられて何よりでした。
    私も高速閉鎖にあったことがありますが
    疲れますよね。

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    1. ゆきりんさんへ 
      こんな思いをすることになるとは思いもしませんでした。
      ニュースでは、閉鎖になった区間に閉じ込められてしまい、SAで朝まで過ごした車の様子を伝えていました。
      私たちは入れなくてよかったといえそうです。

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