2019年7月16日火曜日

泣き叫ぶアオゲラ、緑のアケビコノハ幼虫、子連れソウシチョウ、アサギマダラなど

近くの林道に行ってみました。林はとっても賑やかでした。
見かけた鳥は、ヤマドリ、カケス、アオゲラ、ソウシチョウ、アオバト、ヤマガラ、エナガ、ウグイス、ホオジロ、アオサギ、ツバメ。声だけ聞いたのは、トラツグミ、コジュケイ、ホトトギス、ヤブサメ、ミソサザイ、ヒヨドリ、クロツグミ、コゲラ。
しっかりとしたトラツグミの声が、散策する道々、緑陰の中から、近づいたり遠ざかったりしながら(動いているのは私たちですが)、ずっと聞こえていました。
必死に泣き叫ぶアオゲラに出会いました。
私たちには目もくれず、一方向に向かって、この場所で、ひたすら鳴き続けていました。
双眼鏡で見ると、頭上の毛?が冠羽のように逆立っています。
きっと、巣が蛇にでも襲われたのではと思いました。必死で鳴き続ける様子がかわいそうでしたが、どうすることもできません。
 (これは、巣立ちを促す親鳥に向かって餌をねだる幼鳥の様だと、教えてもらいました)
アケビコノハの幼虫に緑色タイプがあると初めて知りました。

林道で車を進めていると、法面から3羽の鳥が飛び出してきました。
飛び出したものの、鳥たちも予想していなかった車の出現にびっくりした様子で、バタバタと草むらに飛び込んでいきました。子連れのソウシチョウでした。
幼鳥は私の足元の草の中に入り込み、逃げ出しもせず、ひたすら隠れているという様子。
親鳥たちは少し離れた茂みの中からこちらを伺っていました。 

ズームインして、さらにトリミング。
電線で鳴くウグイスの幼鳥も見かけました。

帰路、2時間ほどしてアオゲラのところを取り過ぎようとすると、アオゲラがまた鳴いていましたが、始めのような悲壮感はなく、逆立っていた頭頂も収まっていました。
用心深い鳥なのに、道路脇の高さ50センチほどの切り株にこんな風に止まっているのは不自然でした。心理的に不安定になっているのではと思いました。

アサギマダラも見かけました。今期初でした。

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4 件のコメント:

  1. 鳥が少ないこの時期に、たくさんの野鳥に会われたのですね。羨ましいです。
    アオゲラは何か一大事が起きたんでしょうか?巣が蛇に襲われることがよくあるようですね。
    ソウシチョウはこちらでは見れない鳥です。ヒナの写真も初めて見ました。可愛らしいですね。
    ソウシチョウが増えるとウグイスが減ってしまうと聞きますが、影響があるのでしょうか?

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    1. kogamoさんへ
      木々の葉が茂り、目に出来る鳥はなかなかいませんが、声だけは鳥の気配満タンです。
      出会えたのは鳥の方にトラブルが発生したためで、私の観察力でないのは確かです。
      ソウシチョウは、私自身は20年以上前から見かけ始め、奈良の山の中は、かなりの数生息しています。
      林の中の声だけ聞いていると、個体数ではウグイスが負けているかもしれませんが、声の張りでは負けていないと感じます。

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  2. アオゲラ君の必死さが伝わる画像ですね~
    髪の毛が逆立っているとは、ただ事では有りませんね~
    それから、近年ソウシチョウは増えているのでしょうか?
    MFでは見掛けませんが・・・

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    1. robinさんへ
      双眼鏡で覗いてこの姿が目に飛び込んできたときは、びっくりしました。
      雛か卵かが襲われているのでしょうけど、諦めずに、ずいぶん長く泣き(鳴き)続けていました。
      ソウシチョウは、私にとっては、近年というより、ずいぶん前から増えていて現状維持という印象です。

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