2012年3月11日日曜日

高取町「町家のひなめぐり」・・・喜怒哀三人仕庁巡り

ひな飾りの中で、5段目に飾られるのが「仕庁」
宮中の様々な雑役仕事をこなす三人組で、 怒り、泣き、笑いの表情を持っているのが特徴です。三人上戸ともいい、お酒を飲んだ時の様子のようです。
前回も楽しませもらいましたが、今回はさらにこだわって撮ってきました。

上の写真の真ん中の人をアップして撮りました。・・・怒っています。(ぜひ拡大して見て下さい)


顔の表情が顕著な仕庁さんを特にねらって撮ってきたので、集めてみます。





喜怒哀の表情と持っているものとは関係ないようです。

が、ここまで整理してきて、気づいたことが・・・

見て回っているとき、手に持つものは、二つのパターンがあったのです。
ほうき、ちりとり、くまでの掃除道具(京風)のタイプと、台傘、沓台、立傘の行幸時を表す(関東風)タイプです。

で、もう一度撮ってきた写真をチェックしてみると、関東風のものもありましたが、表情がはっきりしません。雛壇全体しか撮ってこなかったので、トリミングでアップしたためです。

これは喜怒哀が見えているようです。
 京風の方が表情を強調したものが多かったということなのかなと思ったりするのですが、定かではありません。
もう一度行くことがあれば再チェックです。

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4 件のコメント:

  1. 喜怒哀楽の仕庁面白いですね~
    怒っている顔も良いですが、3枚目の左端の笑い顔
    知人に似ているので笑えました(*^_^*)

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    1. ゆきりんさんへ
      他のおひな様も作者によって顔の表情が違うと言われますが、この三人仕庁の表情は、大きく違いが出ていて、たくさんあるものを見比べていくと、とっても楽しいです。
      三枚目の左の仕庁さんの笑い顔、私は、とっても気に入っています。

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  2. 雛飾りが、豪華できらびやかですね。
    京風と関東風では掃除道具の違いもあるんですね。よく観察されてますね。
    顔の表情も笑っている顔、怒っている顔、困った顔など、それぞれ表情豊かで、作った方の個性が出ていますね。古き時代に思いをはせそうですね。
    こちらでも今、古い町並みで、江戸時代から伝わるお雛様の展示をしています。
    一度は見てみたいのですが、なかなか行けずにいます。上の手作りも可愛いらしいですね。

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    1. そちらでもおひな様の展示がされているのですね。
      いろんな町でおひな様の取り組みが行われているようですね。
      取り組み方の違いなど、はしごして見て回るのも楽しそうだなど思ったりします。

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