2011年4月2日土曜日

海で出会った鳥たち

2週間ぶりに母に会いに行くと、介護士さんが待っていたかのように「この2日ほど、声が聞けたんですよ。名前を言わはったんです。娘さんが来んさったら聞かせてあげたいなああってみんなで言ってたんです。」と。でも、今回も、目もほとんど開けることもありませんでした。

海にも出かけてみました。4ヶ月ぶり、久しぶりに竿も出してみましたが、な〜んにも釣れませんでした。全く魚の気配はなく、鳥の写真を撮ったりしながら、早々に竿を納めて帰ってきました。


早朝7時前の訓谷海岸



な〜んにも釣れなくて、私にとってふるさとの春の象徴、コブシの花を撮ったり・・・

場所を変えて香住港。まだ春は遠いかな〜。



結局小島に戻りましたが、やはり・・・

婚姻色の綺麗なカワウ。正面からみると、さぞかし素敵なモヒカンが見れるだろうと・・・



この子は、くちばしの根元の黄色部のようすがウミウのようでもあり・・・
定番のイソヒヨドリ、とても綺麗な声をいっぱい聞かせてくれました。



今回、一つ、嬉しいことがありました。平成16年の台風23号の爪痕が一つ、やっと復旧していました
出石町の鳥居橋が通れるようになっていたのです。台風で流され、復旧工事が始まって6年半、実家に帰るのにいつも回り道だったのですが、当たり前の道を懐かしく思いながら通ってきました。
堤防が崩壊して流された家々の辺りも整備され、綺麗になっていました。流された方のご遺体が見つかった、実家の近くのがれき作業のことを思い出しました。

今回の被災とは比べものになりませんが、小さな復旧がとっても嬉しかったです。東日本大地震、ずいぶん時間がかかることと思いますが、被災者の方達に、一日も早く、穏やかな生活が戻ってきますように。

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4 件のコメント:

  1. こんばんは。短時間でも、色々出会えましたね。
    鳥居橋の開通、本当に良かったです。橋の付け根に当たる
    場所の用地確保が、スムーズに行かなかったとの話も聞き
    ましたが、こうして開通した事は素直に喜びたいです。

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  2. お母様のお見舞いに行ってらしたのですね。私にも年老いた母がいますが、時々しか顔を見せられなくて反省しています。
    静かな海岸が、とてものどかで癒されます。
    婚姻色のカワウ君、拡大して見るとハンサムですね。( ^^
    カンムリカイツブリも、頭頂のハート形の冬羽が残って、可愛いですね。
    イソヒヨドリ君は、どんな美しい声で歌うのでしょう。聞いてみたいです。
    ツグミの仲間ですから、普通のヒヨドリとは全然違うのでしょうね。
    避難所を転々とされている方のお話を聞いて涙が出ました。一日も早く、穏やかな生活が戻ってきますように。心から願っています。

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  3. kainakaさんへ
    会いに行かなくても、会いにきてくれる子たち、嬉しい子たちです。
    橋の付け根辺り、用地がどのようにまとまったのかは分りませんが、綺麗な道路が引かれていました。
    いつも、まだかまだかと思いながら、横に見て通り過ぎていたので、本当に嬉しかったです。

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  4. kogamoさんへ
    私が食べさせていると、時間はたっぷりかかるのですが、残さず完食してくれるので、出来るだけ回数多く行きたいと思っているのですが、先週は「ガソリンたくさん使うし・・・」など思い、パスしてしまいました。
    イソヒヨの鳴き声は、ウグイスか、イカルか、オオルリか・・・という感じ。
    とにかくとっても綺麗な声です。

    東北関東地方、未だに強い余震があるのがお気の毒で。
    余震だけでも終わってくれればいいのにって、テレビに地震速報が出るたびに思います。

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