2014年11月28日金曜日

傷ついたスズガモ、ウミウの幼鳥

昨日の波止で、目の前にいた一羽の鴨。直ぐそばなのに逃げ出さないのでよくよく見ると、首元に血が見えていました。初めはキンクロハジロ?って思ったのですが。背中にちりめん模様が出ているので、スズガモのエクリプスに思いました。
あまりに近すぎて、見た瞬間は「だれ?」って思ってしまいました。くちばしの先がはっきりと広く黒いのでコスズガモでもなさそうです。

猛禽類に襲われたのか、海中に潜っているときに突然動き始めた船のスクリューに巻き込まれたのか。痛々しい傷跡です。 回りに鴨仲間は一羽もいなくて、寂しそうでした。

カメラを向けていると、静かにゆっくり私から離れていきました。


この波止ではもう一羽、私の目を引いた子がいました。 
 遠目に見たときには一瞬アビの仲間かと思い、カメラを取りに車に戻ったのですが、近づいて見てみると鵜の仲間。坊主頭で小柄だったのでヒメ?って思ってもみたのですが、撮ってみると単に幼鳥でした。
が、よく見ると口元がカワウとはちょっと違う。 間違いなくウミウでした。
私にとってウミウは、ちょっとグレードが高いので、嬉しい出会いでした。
この子は、私に気づくと、直に海中に入っていってしまいました。


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6 件のコメント:

  1. おはようございます。
    傷ついたスズガモ、頬の下から肉が見えて痛々しいですね。胸が痛みますね。
    早く治って、仲間と行動出来るようになるとよいのですが。
    それにしても波状の模様と、嘴の黒い部分の違いを見分けられ、さすがに鋭いですね。
    ♂♀の違いが勉強になりました。近年はスズガモの出会いがありません。
    ウミウもとっても羨ましいです。一度は見てみたいものです。
    ウソとずいぶん近かったのですね。すごくきれいに撮られてますね。オスの赤い喉も素敵。!(^^)!

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    1. kogamoさんへ 
      私をみてあわてて逃げることを品立ったのですが、足は普通に使っていたので、羽を傷めているのかもしれないなあと思いました。
      なんという鴨なのか知りたかったので、特長的なことを一生懸命チェックしてみました。
      スズガモは、京都側の海辺では毎年たくさん越冬する場所があるのですが、この辺り(鳥取県側)で出会うのは初めてでした。
      ウソは、女の子の方だけでしたが、直ぐ目の前の、一本だけ飛び出している草の茎に止まってくれました。男の子の方はだめでした。

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  2. おおむらさき57さん、おはようございます。
    スズガモ、首の傷が痛々しいですね~
    早く直ると良いのですが・・・
    それから、ウミウですか、鵜飼に使う鵜ですね。
    海から遠い此方では見掛けないので見たいですね~

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    1. robinさんへ 
      このスズガモが私を見つめる表情が、本当に痛々しく思えました。
      飛ぶという気配がなかったので、羽を傷めているのかなと思いました。
      鵜飼いの鵜はウミウなんですか。
      ウミウとカワウを見分けるのは私には難しいのですが、口元がはっきり分るくらい近いところにいてくれたので、ストレス無く見分けられてよかったです。

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  3. 傷ついたカモは近くに来ることが多く感じます。
    痛々しい姿は見ていて辛くなりますね。
    早く元気になりますように。

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    1. ゆきりんさんへ 
      「傷ついた鴨は近くに来る」ことが多いのですか。
      そういえば数年前にも一度、傷ついたハジロカイツブリが、波止の護岸近くで、付かず離れずでいたことがありました。
      この子は飛べないという雰囲気だったので、春までに傷が癒えて欲しいと思いました。

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