2011年4月6日水曜日

人と自然の博物館・「植物画で語るキヨスミウツボの生活」展

昨日、兵庫県三田市にある人と自然の博物館に行ってきました。奈良から阪神高速を抜けて車で2時間ばかり。高速道路は走りたくないと言いながらも、友人の大決心のもと、私は助手席でしたが、小さな冒険旅行となりました。



入ってすぐに目についたのは「コウノトリの巣」でした。あ〜、ここは兵庫県なんだ、と思いました。私にとってコウノトリは北但馬地方のローカルな出来事、同じ兵庫県でも南部は全くよその地方、と言うイメージだったことに気づきました。
兵庫県で見られる野生動物をはく製で紹介している「森に生きる」のコーナー

この博物館に出かけた目的は、「植物画で語るキヨスミウツボの生活」展でした。

  キヨスミウツボは兵庫県版植物レッドリストのBランクに指定されている貴重植物です。近年神戸市内で大規模な群落が見つかり、その研究報告書の中で植物画が作成されました。今回新たに描きおこした植物画を加え、キヨスミウツボの特殊な形態・生態など、特異な生活の様子(パンフレットより)が紹介されていました。
展示物を写真に撮ることは差し控えましたので、画像はありませんが、素敵なボタニカルアートを見せていただきました。

この博物館には、丹波竜などの化石も展示されていましたが、一番印象に残ったのがこれ。
「5人家族の一週間を支える物ものという展示コーナー。


帰路は少し回り道にはなりますが、るり渓谷に立ち寄ってきました。

途中見かけた街路樹のハナノキの花。この木を並木に使っているのを見たのは初めて。花は花びらがなくて一見地味ですが、紅葉がとっても素敵だそうです。
ルリ渓谷は、いくつかの滝が続き、渓谷にそって散策路が整備されています。




帰りに、ルリ渓温泉に入ってきました。春休み最後の日とあって、子供連れの家族で賑わっていました。


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2 件のコメント:

  1. コウノトリの巣大きいですね。実際に間近で見られる博物館は良いですね~動物のはく製もこんなに大きいんだぁと思ったことがあります。
    るり渓谷はルリビタキと関係あるのでしょうか?

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  2. ゆきりんさんへ
    るり渓の名前の由来は分りません。パンフレットなどにも載っていなくて。
    豊岡ではあちこちに巣塔が立っていますが、下から見上げると、本当に結構大きいです。
    他に見かける野生の鳥の大きい巣と言えばカラスだから、比べ物にならないくらい大きいですよね。
    イノシシは、ウリ坊から一番大きく成長した成体までならんでいました。
    「このサイズに向かってこられたら怖いねえ」などいいながら横を通りました。

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