2013年5月19日日曜日

昆虫館でふれあいルームのお手伝い、オオムラサキにも触れてもらいました。

18・19日は「国際博物館の日」。橿原昆虫館でも、ふれあいルーム・放蝶サービス・オオサンショウウオ餌やり体験がおこなわれました。私はふれあいルームのお手伝いをしてきました。

まずびっくりしたのはオオスズメバチの女王蜂。昆虫館周辺の林の中を飛んでいたので、危険防止のために3匹捕獲されたのですが、大げんかをして1匹が勝ち、負けた2匹をこのケースの中に避難させたとのことでした。2匹とも羽を食いちぎられていました。
(これは見るだけ、ふれあうことはできません)

あと、ヘラクレス、ニジイロクワガタ、オオゴキブリ、アメリカザリガニ、カブトムシ。
 今回のアメリカザリガニはブルーでした。色が違うのは餌のえいきょうだそうですが、とっても綺麗な色でびっくりしました。
生き物とふれあう子供たちの写真をお家の人たちが撮られるのをお手伝いしたりしました。触れ合いの様子は去年のブログで紹介させてもらったので、今回は少なめにしておきます。

虫に触って楽しんでいる子たち(大人も)を見ていて、昆虫館の方に、「オオムラサキ持ってきていいですか。」というと、すぐにOKが出ました。

で、今日、オオムラサキの幼虫と蛹、他にジャコウアゲハとテングチョウも持って出かけてきました。
葉っぱの中でかくれんぼしている幼虫が6匹ついた植木鉢と、オスとメスの蛹が1匹ずつついた植木鉢とを運び込みました。

 右端の蛹はオスですが、隣りにでっかいメスの蛹を並べた箱も。左端は前踊です。
ちなみに、このメスは体長5センチです。

実際に触ってみて、蛹は触ると体を震わすから「蛹」という漢字なんだという話も納得してもらいました。

大きなオオムラサキの蛹と見比べると面白いかなと、体長1㎝3㎜のテングチョウも並べてみました。
 保護色と擬態で完全防備しているオオムラサキと比べ、わざとに目立つようにしているジャコウアゲハも面白いかと並べてみました。

幼虫や蛹を実際に触ってみて、小さな虫が持っている生きる知恵や不思議などを体験してもらいました。
幼虫と蛹だけでは「何ですか?」ということになるので、私が持ち込んだものの話をしやすいようにと、昆虫館の方が、オオムラサキ、ジャコウアゲハ、テングチョウの蝶の写真を大急ぎで印刷してきて下さいました。感謝!!です。

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4 件のコメント:

  1. オオスズメバチ怖い顔していますね。
    羽がないと飛べませんね。
    北海道から帰ってきてお疲れのところ
    お手伝いされて子供たちも喜んでくれたでしょうね

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    1. ゆきりんさんへ 
      オオスズメバチは、林で出会ったらさぞかし怖かっただろうという顔をしていました。
      この2匹は、羽もなくて、もう、群れを率いていく力はありませんね。
      ふれあいルームに来ていた人、話を聞いて「シビアな世界ですね」とつぶやいておられました。
      北海道では早朝探鳥会があり、普段と生活のリズムが狂ってしまっていたので、今でもまだ、ちょっと頭痛が・・・というようすです。
      でも、入館者の人たちに自分の好きな話を聞いてもらって、子供の笑顔をたくさん見て、かえって元気が戻ってきたかも知れません。

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  2. 蛹の漢字の由来、知りませんでした。
    蛹は触ると体を震わすから「蛹」ですね。
    勉強になりました。

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    1. robinさんへ 
      踊る虫で蛹って、粋な漢字ですよね。
      アゲハやモンシロチョウのように胸に帯をかけて止まっている蛹などは、腰をくねらすので、ほんとに踊っている様です。

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