2015年8月18日火曜日

急峻の音羽山観音寺に上がってきました

  TV番組「ちちんぷいぷい」で、くっさんが泣き言を並べながら難儀して歩いていた坂道を歩いてみました。
音羽山は、家から見える、大和平野を取り囲んでいる山の一つ。音羽山観音寺には、一度はお参りしたいと思ってはいたのですが・・・やっとお参りしてきました。

念のために杖を持って行ったのですが、杖がなければとてもじゃないけど上がれなかったと思います。つづら折れにはなっていますが、「くっさんが泣き言を言っていたのは無理ないなあ」と、何度も思いながら頑張ってきました。
ネットを読むと、「駐車場に車を止めて約1kmを30分歩く・・・」 書いてあったのですが、私は、途中何度も立ち止まり、虫などを撮ったり水を飲んだりしながらだったので、標高約350mの駐車場から、45分かかって標高約600mのお寺に着きました。
本堂で私たちを迎えてくれたのは人物大の尼さんのお人形でした。 

石段を上り詰めたところにあった手水鉢で・・・鉢を支えている餓鬼に気づきました。 

本堂の前でお参りしていて、「どうぞ本堂へお上り下さい」と書いてあるのに気づき、上へ上らせてもらいました。般若心経をあげ始めた時、奥から尼さんが本堂へ入ってこられ、ろうそくに火をつけて下さいました。

少しおしゃべりした後、外に出て、本堂の前で、コンビニで買ってきたおにぎりや助六を食べていると、なんと、先ほどの尼さん(副住職さん)が、「お味噌汁代わりにどうぞ」と言って、お素麺を持ってきて下さいました。さらに冷たいお茶も。
びっくりする接待に大感激しながら、美味しくいただきました。

京都にある清水寺の山号を音羽山といい、そこに音羽の滝というのがあるのですが、それがここの音羽という名前の由来になったのだそうです。清水寺を建てたお坊さんが、10年ほど後にここにもお寺を建てられたようです。
ここにも修行場としての滝がありました。
ちなみに、清水寺の大貫主として有名な大西良慶さんは、このお寺でお生まれになり、94歳でここに里帰りされた時には、村の人たちの輿に乗せられて上がってこられたとのことです。

初めは、お参りしたら下山する予定 でしたが、お素麺で元気が出たためか、音羽山(851m)に登ることにしました。
通常の登山道ではなく、展望台から山頂へという道を選んで上がりました。厳しい道でしたが、上がるにつれて展望が開けてきました。展望台一番上まで行くと、中央に畝傍山、盆地の向こうには金剛山、葛城山、二上山、さらに北側には信貴山まで展望できました。
晴れていると、さらに大阪平野から六甲山の山並み、明石海峡大橋まで見えるようです。

ここで一休みしながらネットで調べてみると「音羽山の山頂は展望なし」とのことなので、山頂を目指すのは止め、ここから下山ということにしました。
下山は通常の登山道を下り始めたのですが、これがとんでもない悪路。これは道ではないのではないかと不安。大雨が降るたびに土砂を削り、岩や瓦礫だけが続く道?となっていました。展望台までの道を上り下りそれぞれ30分ほどかかりました。

途中で撮った虫たちは次に回すことにし、唯一撮った花だけのせておきます。
花径が小さいので、サワオトギリでしょうか。

たっぷり汗をかいた後には、東吉野まで車を走らせ、たかすみ温泉で汗を流してきました。


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