(写真の上でクリックしていただくと拡大します)
今回歩き始めた切目という地名は、海水域と川水域との切れ目(変り目)から来ているとか(諸説ある中で、一番分りやすい・・・)。橋の向こうはもう海です。今回の地震のことを思うと、本当に申し訳程度の堤防が築いてありました。
今はもう花も終わり、収穫を待つ梅の実が、古道歩きの目を楽しませてくれました。
正に鈴なりという表現がぴったりの梅の木も。
「足の宮さん」として言い伝えられ、足の病気に霊験あらたかな神としてあがめられているそうです。
岩代の結び松
643年に、とらわれの身となった有馬皇子が護送される途中、行く末の無事を祈り、この辺りの松の枝を引き結んで歌を詠んだという故事のある場所。
この後、岩代王子辺りまではよかったのですが、お昼前から雨が降り始めました。昼食は無人の岩代駅の待合室で食べることになりました。
ここから本来なら海岸沿いに千里王子まで歩くはずでしたが、バスを使ってショートカットすることに。
小栗判官の話をはじめ、荒れ狂う海の中から現れた白馬が遭難した人を救ったという話がいくつか残されている観音堂です。
正午前から降り始めた雨は、このとき滝のような大雨に。
天気がよければ砂浜沿いの古道歩きとなるはずだったのですが、本日は変更となりました。
花山法皇の枕石
花山法皇は、天皇在位2年足らずで無理に譲位させられたことで悩んで熊野参詣され、この千里王子社に来たときに体調をくずし、そのときに詠まれた歌の歌碑があります。
南部峠の「骨つぎ地蔵」
この後、雨の中、峠を下っていき、紀州梅干館まで行って、今日の歩きは終了となりました。
毎回の言い訳ですが、たくさんの話を聞き、たくさんの見所を見てきたのですが、容量を押さえるため、一部分だけの紹介となりました。
途中で出会った花々は続きで・・・。
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南部辺りの熊野古道ですか。
返信削除海沿いもあっていいですね~☆
青春18切符が使える時期でないと、なので今すぐにはですが
これは良いものを教えて頂きました(感謝)
まだ藤白坂辺りしか行った事がないので
湯浅辺りも歩いてみたいのですが
おおむらさきさんは最後まで踏破されるご予定ですか。
またこの後も楽しみにさせて頂きますv
snowrun29さんへ
返信削除初めの頃は鉄道を利用して現地へ行っていたのですが、今はマイクロバスで現地まで行っています。
知人に誘われて途中からの参加ですが、本宮大社まで計画されています。
最後は1月末になります。
初めの頃はついて歩くのが精一杯でしたが、最近になってやっと歩きなれてきたかなと思います。
これからも楽しんでいただけるとうれしいです。