27日、川崎市にある生田緑地へ行ってきました。多摩丘陵の一角にある川崎市立の公園。たくさんの施設が自然の中にとけ込むように造られていました。
初めに入ったのは岡本太郎美術館。生誕百年記念展が開かれていました。絵や彫刻などやはり素敵な芸術に出会ってきましたが、撮れなくて残念でした。
次に寄ったのが日本民家園。東日本の代表的な民家を始め、各種の小屋など20数軒の建物が集められています。全部だと容量が大きくなりすぎるので、一部だけ紹介します。
岩手県南部曲り屋、18世紀中頃の工藤家住宅。ボランティアの方が付いて下さいました。この住宅はこの日、床上公開されていて、囲炉裏端で火を焚きながらお話を聞くことができました。
中央の小さい建物は、多摩川の渡し場にあった船頭小屋。昭和4年のもの。増水すると四隅の柱に付いている鉄の輪に丸太を通し、担いで移動させられるようになっています。
川崎市多摩区の17世紀後半の清宮家住宅。
これは、どこの住宅だったか、忘れてしまいました。
三重県船越の舞台。1857年建造。11月の民家園まつりでは、ここで、歌舞伎が演じられます。
ここには回り舞台があり、建物の下の奈落も公開されていました。
それぞれの民家にはそれぞれの住宅で使われていた民具も展示されています。地域や時代の違いで少しずつ違います。私が小さかった頃に見たり使われていたりしたものを見つけ、娘たちに話したりするのも楽しかったです。夫と私でも、同じ思い出があったり違っていたりも面白かったです。
岐阜県白川郷。19世紀前期の合掌造りの山下家住宅。川崎市で観光料亭として活用されていたものを再移築した建物。お食事処になっており、ここでおソバを食べてきました。
富山県五箇山。18世紀初期の合掌作りの山田家住宅。雪囲いがしてありました。
入り口近くにあった(私たちは反対側から入ったので最後の所)奈良県の17〜18世紀に建てられた井岡家。
柳生街道沿いにあった油屋。
昭和42年に開演された野外博物館です。ずいぶん早くから保存活動がされていたというのに驚きました。
でも、逆に、今だったら仕分けの対象になってしまい、これだけのものを残すことは出来なかっただろうと思いました。容量の関係で撮ってきた写真の一部しか紹介できないのが残念でした。
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