在庫にしておいた山のギフチョウの写真です。
最近は、毎年、同じ時期に出かけるようになり、まだ大丈夫と思ったのですが、ぐる〜っと山全体を散策して、出会えたのは数匹でした。なんとか撮れた子を見てみると、色も少しあせて羽がボロボロになっていました。
最近は、毎年、同じ時期に出かけるようになり、まだ大丈夫と思ったのですが、ぐる〜っと山全体を散策して、出会えたのは数匹でした。なんとか撮れた子を見てみると、色も少しあせて羽がボロボロになっていました。
例年と一番違ったのは、大きな捕虫網を持ったおじさんたちを、一人も見かけなかったことです。出会うと、ここは保護活動されていることを伝える声掛けをしていたのですが、今回はその必要は全くありませんでした。
実は、去年の11月に、ギフチョウの保護条例が制定されたのです。この地域での捕獲が禁止され、罰金も課せられることになりました。
(この条例の効果なら嬉しいのですが、最盛期に捕るだけ捕って、ギフチョウが少なくなったので捕虫網のおじさんも来なくなったのかもしれません。)
今回出会った花の中で撮ってきたものを・・・
ツルカノコソウ(たぶん)
トリガタハンショウヅル(たぶん)ツクバキンモンソウ(上唇が無いのが特長です)
?スミレ
ミツバツチグリ
どこにもギフチョウはいないねえなどと言いながら、ぐる〜っと山道を歩いていて、そろそろもう終わりというころ、ちょっとお茶でも飲もうと山道に腰を下ろした時、ふと目の前に生えていた葉に付いていたのは・・・なんと、ギフチョウの卵。
真珠のように輝く小さな卵。
卵の乱獲者に見つかりませんように。無事に孵化して、来春蝶になれますように。