室堂平に着いて直ぐ、一の越に向かって歩き始めました。
上まで歩いて行く自信は無く、そこそこの高さまで行けば引き返すつもりだったのですが、しばらく歩いて行くと鳥の声が時々、かすかに聞こえ始めました。もう少し上がると出会えるかなと、声に誘われて上がっていったのですが、「一の越あたりは雲に覆われ、上まで行っても景色は望めそうにない」と、先を歩いていた夫が断念。2650メートル辺りでした。室堂平から高度200メートルほど頑張ったことになります。今の体調からすると、よく頑張ったものだと思っています。
下り初めて直ぐ、目の前の木の枝に鳥が飛び出してきました。
完全にシルエット状態だったのですが、露出補正をすると、顔が見えてきました。
チングルマの白い花越しに、みくりが池を撮ってみました。雪渓の景色が綺麗でした。
ナナカマドの白い花越しに、立山室堂山荘を入れて雪渓を撮ってみました。
室堂平まで下り、みどり池の横を通って、さらにその先までライチョウを求めて行ってみましたが、ライチョウには会えず。
室堂平一帯に漂う硫黄の匂いの元、地獄谷は、来るたびに立ち入り禁止区域が広がっているように思いました。黄色く染まった雪渓や立ち枯れたハイマツ林が印象的でした。
ライチョウは諦め、みくりがいけ温泉(去年宿泊したところ)で昼食を食べ、温泉にも入ってきました。白濁の素敵な温泉です。
温泉から出て、さあ帰ろうかと歩き始めたとき、雲が晴れてきて、山頂が見えてきました。風は少しあったのですが、みくりが池に映った景色が綺麗でした。
前ブログにも書きましたが、この後にライチョウとの出会いがありました。
実は、今回は、立山駅の駐車場で車中泊。一日目は、駅近くの栗栖野温泉に入ってきました。日帰り入浴は4時までということだったのですが、ついたのは8時近く。フロントにお願いに行くと、本当はダメなんですがお二人だけならと、特別に入れていただけました。嬉しかったです。
室堂からバスとケーブルを乗り継いで立山駅まで下り、駐車場で仮眠を取ってから、次の場所を目指しました。