今日、看護師さんたちが、入院生活における患児や家族のQOL(quality of life)の向上のためにと小児病棟で取り組まれているレクレーションの一つ、「クリスマス会」がありました。
開始時刻30分前には、午前中院内学級小学部の学習室だったプレイルームは、楽しい飾り付けもほぼ終わり、看護師さんたちが出し物の練習などもされていました。
今回は、橿原市昆虫館から子供たちへのクリスマスプレゼントも届きました。
ミツバチのロウで作ったロウソクです。ロウソクと一緒にチョウの羽のカードと四葉のクローバーをラミネートしたカードも添えられていました。
で、師長さんの挨拶の後、楽しいクリスマス会が繰り広げられていきました。
プレールームは子供たちやお家の人たちで満室状態。私たちボランティアは廊下で楽しませて頂きました。初めのころの様子は撮ることが出来なくて写真がありません。
廊下もいっぱいで・・・「もしもしトナカイさん!」
「はい、何ですか?」
と、出番を待つお医者さん・・・いえ、トナカイさんに声をかけたり・・・
なんとか覗き込んだり・・・
このとき中では、院内学級の子たちと医大の学生ボランティアさんたちの演奏が行われていました。素敵なハンドベルの音が、とっても素敵に響いていました。
(演奏が終わって一息の院内学級の先生とボランティアの学生さんたち)

院内学級が作られている地元の小学校の先生たちの出し物もありました。先生たちの軽快な楽しいお話のあと「大きなカブの」のお芝居。おじいさん一人でカブが抜けてしまうハプニング(実は意図的?)で部屋の中は大きな笑い声に包まれました。
ギターを抱えたサンタさんと一緒に現れたのはスギちゃん。「ワイルドだろ?」
もちろんどちらも、病院のお医者さん。部屋の中に爆笑の渦がわき起こりました。
そして、看護師さんたちの出し物。部屋の中の子供たちも一緒に、身振り手振り付きのたのしい合唱が続きました。笑顔、笑顔、笑顔・・・
この後、サンタさん(小児科の教授先生です)から子供たち一人一人への贈り物。小児病棟からのプレゼントと一緒に、昆虫館からの贈り物も渡されました。昆虫館から贈り物が届いていると紹介されると、子供たちの中から歓声が上がりました。
一人一人プレゼントをもらいながらサンタさんと一緒に記念写真を撮ってもらい・・・
最後に、トナカイさんとじゃんけんゲームをしながらのプレゼントで、クリスマス会は終わりました。
プレゼントをもらう方もあげる方も、笑顔、笑顔、笑顔。注射や薬や検査やという毎日の闘病生活の中での、すばらしい笑顔の時間のプレゼントでした。
忙しいお仕事の合間を縫っての事前準備、レクレーション中にも患児の状態を把握しながらの取り組み、お医者さんや看護師さんたちの手作りの、子供たちへの素敵なプレゼントのひとときでした。
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