2012年12月1日土曜日

小坂田んぼのコウノトリ事情

夫と釣りで帰る時は鳥見はなかなか出来ないので、小学校の同級生から食事会のお誘いをもらったのをチャンスと、先日一人で帰ってきました。

豊岡辺りを、いつもより少し広い範囲で回ってきましたが、コウノトリは、小坂田んぼが一番たくさん入っていました。

小坂小学校近くの田んぼにいた子。今年、野上の人口巣塔で産まれた0049さん。
道路際にいたので、一番ズームにして撮ると、足がはみ出してしまいました。
 少しズームを落として撮ってみました。窓を開けて撮っていても気にせずお食事。
 この子は、10年に百合地で生まれた0025君。直ぐ逃げられてしまいましたが、それでもノートリです。

最近コウノトリの観察をしなかったのですが、私には馴染みのない子たちが来るようになっていました。伊豆生まれの子たちは出石川や、洪水敷き辺りで見かけます。私のこだわりの363さんは見かけません。若い子たちに追いやられてしまったのでしょうか。

後で分ったのですが、一枚目の子がいた田んぼの奥にある山際に、人口巣塔が一つ増えていました。私が小学校6年生のときに、担任の先生が学校の玄関先に望遠鏡を設置して、巣の観察をさせてもらった林の直ぐ近くです。
小坂在住の方が、私と同じ思い出(コウノトリの巣は、田んぼの中ではなく、林の中)を復元しようと、観察した林の近くに木製の巣塔を建てられたのだと聞きました。
この巣を誰かが使ってくれますように。(この日、この辺りには、一枚目の子以外にあと2羽入っていました)

ついでですが、他で見た子も。これは但東町で見た子
これは、円山川で見た子。給餌に頼らず、自分でえさを探している様子が嬉しいです。

おまけにもう一つ。今回実家の窓に訪ねにきてくれたツグミです。二階の窓際、カーテンに隙間を作って、ガラス越しに撮りました。空抜けなのに、綺麗に撮れました。
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6 件のコメント:

  1. コウノトリいろいろな子が撮れていますね♪
    自分で餌ささがしして完全に野生復帰してくれると嬉しいですね。
    先日の新聞にロシアからの野生コウノトリが豊岡に来た!と載っていました。

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    1. ゆきりんさんへ 
      初めて出会う子がたくさんいる反面、お馴染みの子たちの姿が見えなかったりもしています。
      初飛来の野生コウノトリのニュースの話、私も嬉しく思っていたのですが、その一方で、野生化の取り組みの中で、三世目のお父さんになった子が死んだというニュースが出たり・・・
      実家の近くで育ち、なかなか親離れ出来なくて、いつまでも親にくっついていた子でした。

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  2. こんばんは。最近、コウノトリにまつわるニュースが続いて
    ます。野生種の飛来という嬉しい話と、一方で伊豆生まれの
    2世が捕獲後に息を引き取ったという悲しいニュース。

    野生化事業、なかなか上手く行かない面もありますが、その
    反面こうして自然に見かける事が出来る事も普通になって
    来たのも事実です。今後の動向にも注目ですね。

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    1. kainakaさんへ 
      伊豆の子の悲報、びっくりしましたね。
      いつまでも親離れしないでいたので、突然、子供をもうけたたと聞き、とっても嬉しいニュースだったのに。子供たちはまだ子育ての真っ最中だったのでしょうか。無事独り立ち出来るといいですね。
      皆さん、特に野生化のお仕事をされている人たちにはショックだったことと思います。
      三世第一号の親になったので、これからの観察のためにも足環を付けたかったのでしょうね。

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  3. こんばんは。
    自然繁殖したコウノトリが、人の暮らしの近くで普通に見られ、
    こうして餌を獲って元気に暮らしている姿を見るのは本当に嬉しいですね。
    カメラのファインダーからはみ出しそうなくらい近くで撮れるのですか。
    人をあまり警戒しないのでしょうか?
    おおむらさきさんha、小学生の頃からコウノトリを見守っていらしたのですね。
    居場所もちゃんと把握していらっしゃるから、いろいろな子と会えるのしょうね。

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    1. kogamoさんへ 
      車が走っている道路の直ぐ近くで採餌していました。
      交通事故の心配もいるようになるかもしれません。
      コウノトリの飼育ケージから放鳥された野生化第一期の子たちが人間慣れしているのは分るのですが(野生化後も給餌されていたので)、野生化して産まれた子たちも人間慣れしているのは複雑な気持ちです。
      でも、立山のライチョウが、江戸時代からの保護で人間慣れしていることを思えば、OKですね。
      私の子供のころは、まだ見守るという考えはありませんでした。どちらかというと、稲を荒らす害鳥という扱いだった思います。

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