2013年2月14日木曜日

十津川村

2年前の台風災害以後、西吉野から大塔村経由で、十津川温泉「昴の郷」に、初めて出かけてみました。
予想通り、行く道々は工事、工事の連続でしたが、以前にはなかった橋やトンネルが出来ていて、印象がまるで変わってしまったところもありました。
十年ほど前に崖が崩れ、長い間迂回路で通っていたところは、道路の改修が終わっていました。
これは、大塔村。今使われている道路の代わりに、対岸に新しい道路が造られているのだと思いました。

↓これは、168号線を走るときに、私が大好きだった景色。このダム湖の水が、うすい水色になっているのを見るのは久しぶりでした。10年ほど前、初めて目にしたときは、この空の色のようにブルーだったのですが、それは2〜3年後にはなくなっていました。
今日も走っていて、他のところは濃くて少し濁りを感じる緑色ばかりでした。ブルーを感じるのはこの場所だけでした。

十津川村の折立。流された橋は仮設のものが作られていました。

この沿線には、このような集落が、ポイント、ポイントに見受けられます。山が崩れる心配さえなければ、とっても穏やかな山村という風情。もう春かと思われる暖かい日和に包まれていました。

この集落の奥にある「日本百名滝 笹の滝」に行こうとしたのですが、途中で「土砂崩れの危険、工事のために通行止め」の看板があり、後戻りしてきました。

いっしょに出かけた人が、この村の一番(?)の観光ポイントに行ったことがないというので、そこにも寄ってきました。谷瀬の吊り橋です。
長さ297m、高さ54mの日本で一番長い生活用の吊り橋です。真ん中に80㎝の板が引いてあるのですが、地元の人は、ゆらゆら揺れるこの橋をバイクや自転車で渡られるそうです。

一人でも多くの観光客に戻ってきてほしいという十津川の願いを肌で感じながら車を走らせてきました。

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