2014年10月4日土曜日

マイカーで東北へ3 湯煙沸き立つ湯治場の後生掛温泉

今回の目的地の1つ後生掛温泉に着いたのは、2日目の夕方17時半前。宿に駆け込み、部屋があるか訊ねると、一部屋開いているが、夕食が無いかもしれないと。
調べてみて、一時間ほど待ってもらわないといけないが準備出来るとのことで、ここもギリギリセーフで泊まれることなりました。

「馬で来て 足駄で帰る 後生掛」という、秋田県焼岳麓の谷間にある、一軒宿の湯治温泉。おいしい夕食を頂いた後、大浴場で7種類の温泉を楽しんだ後、畳の上のお布団で手足を伸ばして休みました。

翌日は、朝食前に周辺の散策をしたくて、5時半前に宿を出ました。
宿のフロントで、熊よけの鈴を借りて、「後生掛自然研究路」へ入り、一周40分という道を、1時間半ほどかけて歩いてきました。
 
これぞ温泉地という湯煙沸き立つ景色が、これでもかというくらい続いていました。
ボコボコ、ジュクジュク、足元で音を立てながら至る所で噴き上がる泥や蒸気の散策路がいつまでも続きました。やはりまた、前日の御岳山の噴火が頭をよぎりました。
 
足元から蒸気が音を立てている動画を、You Tubeに載せましたので、よければ覗いてみて下さい。(左側の下の方のYou Tubeのアドレスをクリックしてみて下さい。)

歩いていると、泥の山の陰から鴨が飛び出し、湯煙の向こうに着水。尾羽に白い三角があるように見えるのでコガモでしょうか。

散策路のあちこちで、シラタマノキの白い花が目を楽しませてくれました。
 一株だけ、シナノキンバイらしき花も見つけました。


宿に戻り、もう一度温泉に入ってから朝食を頂き、宿を後にすることに・・・
と思ったのですが、旅館の別棟にある湯治場を見せて頂きました。
湯治場の方がついて案内して下さいました。玉川温泉では露地でする岩盤浴を、ここでは部屋の中で出来るようになっています。
出来ればもう一度来てみたい温泉でした。次は八幡平を目指し、ここを後にしたのは8時40分でした。


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4 件のコメント:

  1. こんばんは。
    一連の東北への旅、拝見しました。
    いやいや羨ましいです。
    車中泊、好きなんですよね♪
    特に山での車中泊は、あのシーンとした静けさが堪りません(^_^)
    車も大したことなくて良かったですね。

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    1. すずめさんへ 
      寄りたいところは3つほど決めておいて、後は流れのままにという、気軽な旅行です。
      私たちの車中泊は、トイレ(水道)確保のため、原則道の駅ということにしているため、静かな山の中ということはないのですが、朝目が覚めたら眼下に雲海なんていいなあとは思うのです。
      車、原因が分るまでは不安ですが。

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  2. 後生掛温泉も、これぞ温泉と言う雰囲気が有りますね。
    泥の泡など別府温泉みたいです。
    地中のマグマの鼓動が聴こえるようです ⇒ 御嶽山の噴火は
    ショックでしたが・・・

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    1. robinさんへ 
      後生掛は、今回、一番行きたかったところです。
      温泉のよさは行く前からイメージはあったのですが、旅館の横の自然研究路は予想外で、びっくりしながら楽しんできました。
      でも、御岳山の被害の大きさを思うと心が痛みます。
      こんなに気楽に蒸気の噴出を楽しんでいていいのかなあと思いました。

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