一番始めに寄ったは泉橋寺では、大きなお地蔵さんに迎えられました。
そこから木津川を渡って大智寺へ。
重文の獅子の上に座した文殊菩薩と脇像の十一面観音を拝観して、お参りさせて頂きました。
山門の屋根に乗せられた瓦と像も興味深かったのですが、容量節約で省略です。
その後、和泉式部のお墓にもお参りしましたが、和泉式部のお墓は全国にたくさんあり、ここもたくさんあるうちの一つですとのこと。
次に寄ったのは安福寺。平重衡の供養塔といわれる十三重石塔があり、ホトトギスの花が綺麗に咲いていました。
この後岡田国神社を訪ね、早めのお弁当を食べ、奈良へ向かう峠へと歩きました。
通り過ぎてしまってから、気付き、後戻りして確かめたのが「念仏石」。
市坂の峠で、法然上人が「南無阿弥陀仏」と書いた紙と、大きな石とを天秤にかけると、石が持ち上がっていったという言い伝えのある石です。1×2mはありそうな巨石です。奈良市に入って寄ったのは、奈良豆比古神社。
重要無形文化財の翁舞が奉納される神社。立派な絵馬が上がっていました。
この神社で有名なのは境内の 奥にある、樹齢1000年といわれる楠の巨木。
幹周り7.5m、高さ30m、奈良県の天然記念物に指定されています。
この後寄ったのが、コスモスの般若寺。天平時代に建てられ、鎌倉時代に再建された寺で、日本文学にはよく登場してくる。
鎌倉時代に建てられた楼門は国宝です。
この後、転害門を経て、東大寺へ。修学旅行の団体に圧倒され、外からお参りし、入らずにスルーして、戒壇院へ。堂内には四天王が安置されていました。天平時代に造られた塑像(=粘土造り)というのに驚かされました。(撮影禁止なので写真はありません)
で、その後行ったのが、興福寺の南円堂。更にそこから元興寺。蘇我馬子が高市郡の飛鳥に初めて仏寺建立した飛鳥寺を、この地に移したお寺です。710年に都を奈良に移すときに移され、その時の瓦が一部残されて、現在でも屋根に使われいます。
元興寺には宿坊跡のお寺と、塔跡のお寺との二つのお寺が残っていました。二つのお寺を取り囲んで造られいる「奈良町」も、とっても魅力的な町でした。
中でも一番目についたのが「身代わり申」。
庚申さんお使いの申(さる)を型どったお守りで、この辺りのお家はたいてい、災いが家の中に入ってこないようにと、軒先に吊るしてありました。
奈良県に住んでいても、奈良市内のことは知らないことばかりです。初めてのことがほとんどで、14kmの道のりを、楽しく歩かせて頂きました。
書いておきたいことはいっぱいありますが、うまくまとめられず、荒筋だけになってしまいました。
励ましのぽちっをお願いします。
にほんブログ村
にほんブログ村
住んでいる県でも知らないところは沢山ありますよね。
返信削除奈良は神社や史跡がいろいろあって歩いていても楽しそうですね。
お店の佇まいも素敵ですね。身代わり申はじめて知りました。飛騨のさるぼぼにも似ていますね。
ゆきりんさんへ
削除神社や史跡の楽しみもそうですが、「奈良町」という風情ある町並も、今回は私には楽しみでした。
奈良県の中でも、私には縁遠い奈良市内ですが、いっときはシャッター通り?という傾向もあった町が、ずいぶん活性化されているのに驚きました。
私も見た一瞬、さるぼぼという名前が頭に浮かびましたが、ここではそういう表現はありませんでした。