2014年1月30日木曜日

橿原市昆虫館「冬の虫観察会」のボランティア

観察会後直ぐに出かけてしまったので、載せるのがずいぶん遅くなってしまいましたが、1月26日のことです。

虫の生態など楽しい話をたくさん聞かせて頂き、写真もたくさん撮ってきたのですが、ブログの容量の関係で、お話も写真の数も、ぐんとしぼらせて頂きます。

研修室でお話を聞いた後、館の外へ。
観察を始めたときには雨がふっていましたが、虫大好きの皆さんは、ちっともめげずに、傘をさしながら説明を聞いたり、教えてもらった虫のチェックをしたり・・・

枯れ葉をめくりながらオオムラサキの幼虫探し。のところに幼虫。

見つけるのがとっても難しかった、ナガサキアゲハの蛹。
上手な見つけ方のポイントを皆さんにお教えしました。「説明されている人が見つめておられる視線の先を見ること」です。

虫たちの話をされていたのに、私は気になって仕方がないので、鳥さんも撮っておきました。エナガやシジュウガラが近づいてきてくれました。虫好きの皆さんは、鳥のこともよくご存知でした。          エナガ

 皆さんが見つめているのはヤニサシガメ。松の木の皮の隙間に入り込んでいました。
見初めは1匹ずつだったのに、大集団でいるのを見つけてびっくりでした。

私が一番気になっていたキチョウは、一匹ずつ、3カ所で見つけました。

教えてもらった話で「なるほど!」だったのが、「蜂の巣は、なぜ蟻に襲われないか」
アシナガバチの巣。蜂の巣の付け根のところに、蟻が嫌う成分が含まれているそうです。
この付け根から外れて地面に落ちると、蟻が入り込んで卵や幼虫は襲われてしまいます。

この巣の直ぐ近くの水道栓の地面のカバー(?)を開けると、中に成虫が。

意外なところで意外なもののナンバー1はこれ。

 街灯の電気のスイッチが入っているケースの蓋を開けると・・・
中にいたのはヤモリ数匹。右の方、板にへばりついている白いのは卵(抜け殻?)。

そして、ヤモリの上の土のかたまりに中にあるのが、オオカバフスジドロバチの巣(↓のところに細長いトンネルの口があります)。
この巣はあちこちで見かけたのですが、歩いている道路の脇のコンクリートの下に。
入り口が綺麗に開いているのが特徴だそうです。 
道路から下に下りて田んぼの畦道のところから覗いて撮りました。

載せたいことはたくさんあるのですが、取り合えずこの辺りで一区切りとします。
観察会のため、観察ポイントのチェックなど事前準備はすごいと思いました。ほんとにご苦労様でした。知らなかった虫の話もたくさん聞かせて頂きました。昆虫館のみなさん、ありがとうございました。ボランティアといいながら、今回も私が楽しく過ごさせて頂きました。



励ましのポチッをお願いします。
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へ にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ

0 件のコメント:

コメントを投稿