この、緑の葉に引っかかった落葉の塊・・・よくよく見ると、
これが、ムラサキツバメの成虫が越冬している姿です。集まる事が寒さ対策。
ところが、ムラサキツバメの集団と思っていると、中にムラサキシジミが混じっていると教えてもらいました。↓
シジミチョウの仲間で、しっぽ(尾状突起)があるものを「〜ツバメ」というのですが、写真の下の子はしっぽがありません。取れてしまったのではなく、ムラサキシジミより少しばかり小型で、模様もわずかに違っています。
羽の表は、どちらも綺麗な紫色が入っています。
寝ている子の邪魔をしてはいけないので、撮るのはこれが限界かと。
暖かくなって飛び交う頃にまた撮りにきたいです。
ムラサキツバメの幼虫の食草のシリブカガシというのも教えて頂きました。名前の由来も教えてもらったのですが、ブロブが長くなるので省略です。
葉っぱの上に伸び上がっているのは、花が咲き終わったもの。ここにドングリの実が固まって実ってきます。去年の実の跡が残っていました。↓
この後、辺りの引っかかっている枯れ葉をチェックしているとき、見つけたのが・・
カレハガの仲間と思ったのですが、エグリバの仲間のアカエグリバのようです。
私にはお初です。いろいろ調べてやっと確定しました。
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蝶はこんな風に集まって越冬しているのですね!
返信削除1枚目を見ると枯れ葉が集まっているように見えてしまいます。
アカエグリバは枯れ葉そっくりですね。言われなければわかりません。
ゆきりんさんへ
削除成虫で越冬する蝶のねぐら(?)を見たのは、初めてです。
他の蝶たちがどんな風に冬を過ごしているのか、私の蝶の御師匠さんにも尋ねたのですが、見た事がないという事でした。
冬の温かい日に飛び出してくる蝶に出会う事はあるのですが。
一羽でひっそりと思っていたのですが・・・こんな風に集団越冬の場所が見つかるのは難しいようです。
ちなみに、オオムラサキは幼虫越冬です。
アカエグリバ、見つけたのは全く偶然でした。とっても嬉しかったです。