2020年6月8日月曜日

オオムラサキ交尾第一号、放蝶、音羽山観音寺

オオムラサキ、今日、ペアリング第一号です。

しかし、今年、変なことに気づきました。
今年は、産卵は北の小屋だけにしようと、蝶を飛ばすのは、雄はもちろん雌も北の小屋だけにし、数日前から小屋の中は婚活の羽音が鳴り響いていました。が、いっこうに交尾できている様子はありません。
なのに、南の小屋で交尾しているのを見つけてしまいました。
忙しくて2日前から取り出さずにいた、北の小屋よりずっと遅く羽化した南の小屋の個体でした。
北の小屋の様子からすると、仮説ですが、狭い小屋でたくさんのオスを飛ばしすぎると、せっかく婚活しても邪魔されて交尾までいけないのではないかと思いました。

せっかく交尾しているのを見つけたらなんとオス同士というおまけまでありました。

 昨日は、小屋のオオムラサキを70匹ばかり、近くの林道に放しに行って来ました。
 

その後、鳥見。山道の入り口近く、車のすぐ前にコジュケイが2羽出て来てくれました。
フロントガラス越しの、思いっきりのアリバイ写真ですが、嬉しかったです。

見た鳥は他に、ソウシチョウ・オオアカゲラ・キセキレイ・アオサギ・カルガモ
声のみは、 クロツグミ・ミソサザイ・ヤブサメ・ホオジロ・キビタキ・ホトトギス・ヤマガラ・ツツドリ・アオバト・サンコウチョウ・ウグイス

この後、山を降り、車を走らせ、音羽山観音寺に向かいました。
2015年8月18日に行った時、参道の急峻な坂道に「もう一度はない」と思ったのですが、鳥友さんの願いにも引っ張られ、もう一度頑張ってみました。

再度挑戦の原動力は「観音寺の参道や境内にエノキがあればオオムラサキを放蝶できるかも」という思いでしたが、そのどこにもエノキはありませんでした。
途中のベンチでサンドイッチでお昼にし、1時間10分かけてお寺にたどり着き、冷たいお茶をふるまっていただきました。
お寺の雰囲気は前回とまるで違い、西国33ヶ寺の里山のお寺という雰囲気で、お堂の中にお土産の小物なども売られていて、ずいぶんひらけた様子になっていました。

参道や境内では、ツツドリやクロツグミ、ホトトギスの声が繰り返し繰り返し響き渡っていました。オオルリのペアやカケスの姿も見ることができました。
クロツグミの声に誘われて展望台への道を辿りはじめたのですが、空模様が気になり、途中でやめて帰って来ました。

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