2011年5月15日日曜日

オオムラサキ蛹化始まる

こんにちは!

ぼく、普段は、エノキの葉っぱの表にすみかを作って暮らしています。ぼくがじっとしている葉っぱには、いっぱい糸を張って、安心して一休みできるようにしてあります。


お腹がすくとすみかの葉から出てきて、ポリポリ、ポリポリ、食べて食べて・・・


ときどきちょっと休んで・・・

また、食べて食べて・・・ポリポリ、ポリポリ・・・




 たっぷり食べると、蛹になるための葉っぱを探しまわり、これっと思う葉っぱを見つけると、今度は葉っぱの裏側に糸張りをし、動かなくなります。後は変身の瞬間を待つだけ。この時期を前蛹といいます。

皮を脱いで蛹になりたての時は、ゼリーっぽくて、ぷにょぷにょです。

乾いて堅くなり、2週間以上の間、この餃子の形の中でチョウチョへの変身が進みます。

が、全ての幼虫が順調に変身を遂げられるわけではありません。
寄生蜂に止まられるともうだめです。この蛹は、何カ所も寄生された痕がありました。

今年は、去年にも増して、寄生蜂に悩ませられています。前蛹の付いている葉(あるいは前蛹の背中)に止まり、脱皮の瞬間を待っています。脱皮したては皮が柔らかいので射しやすいのです。毎日小屋に入って10匹前後やっつけるのですが・・・寄生された蛹が、すでに30匹近く見つかっています。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

4 件のコメント:

  1. おはよー
    美しいオオムラサキは、もう少し先ですね。
    今年は撮影に行ってみようかな~

    返信削除
  2. Angelさんへ
    オオムラサキは羽化したてが一番綺麗な色を見せてくれます。
    ぜひ、羽化の瞬間に出会って下さい。

    返信削除
  3. オオムラサキ、蝶に変身するのも大変なんですね~
    寄生蜂って大きいんですか?
    小屋の中なら自然界より安全な気もしますが
    30匹も寄生されているなんて、難しいんですね・・・

    返信削除
  4. ゆきりんさんへ
    今日も、前蛹の背中に止まっている寄生蜂を数匹退治してきました。
    蛹に成り立ての子で、既に間に合わなかった子も何匹かいました。
    寄生蜂の大きさは、2mm強というところでしょうか。
    網の目より小さいので、防ぎようがありません。
    根気よくつぶしていくしかありません。

    返信削除