こんにちは!
ぼく、普段は、エノキの葉っぱの表にすみかを作って暮らしています。ぼくがじっとしている葉っぱには、いっぱい糸を張って、安心して一休みできるようにしてあります。
お腹がすくとすみかの葉から出てきて、ポリポリ、ポリポリ、食べて食べて・・・
ときどきちょっと休んで・・・
また、食べて食べて・・・ポリポリ、ポリポリ・・・
たっぷり食べると、蛹になるための葉っぱを探しまわり、これっと思う葉っぱを見つけると、今度は葉っぱの裏側に糸張りをし、動かなくなります。後は変身の瞬間を待つだけ。この時期を前蛹といいます。
皮を脱いで蛹になりたての時は、ゼリーっぽくて、ぷにょぷにょです。
乾いて堅くなり、2週間以上の間、この餃子の形の中でチョウチョへの変身が進みます。
が、全ての幼虫が順調に変身を遂げられるわけではありません。
寄生蜂に止まられるともうだめです。この蛹は、何カ所も寄生された痕がありました。
今年は、去年にも増して、寄生蜂に悩ませられています。前蛹の付いている葉(あるいは前蛹の背中)に止まり、脱皮の瞬間を待っています。脱皮したては皮が柔らかいので射しやすいのです。毎日小屋に入って10匹前後やっつけるのですが・・・寄生された蛹が、すでに30匹近く見つかっています。
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おはよー
返信削除美しいオオムラサキは、もう少し先ですね。
今年は撮影に行ってみようかな~
Angelさんへ
返信削除オオムラサキは羽化したてが一番綺麗な色を見せてくれます。
ぜひ、羽化の瞬間に出会って下さい。
オオムラサキ、蝶に変身するのも大変なんですね~
返信削除寄生蜂って大きいんですか?
小屋の中なら自然界より安全な気もしますが
30匹も寄生されているなんて、難しいんですね・・・
ゆきりんさんへ
返信削除今日も、前蛹の背中に止まっている寄生蜂を数匹退治してきました。
蛹に成り立ての子で、既に間に合わなかった子も何匹かいました。
寄生蜂の大きさは、2mm強というところでしょうか。
網の目より小さいので、防ぎようがありません。
根気よくつぶしていくしかありません。