先月は、腰を痛めて不参加。2ヶ月ぶりの古道歩きは、雨天と日照りの両方を心配しながらの参加でした。
強い日射しに疲れもいっぱいでしたが、時折吹き抜ける心地よい風や、林の中の緑陰の道に助けられながら、なんとか歩き抜いた距離は12.4km、24400歩でした。
今回は、紀伊田辺駅から歩き始め、最初に寄ったのは高山寺。
聖徳太子の開創と伝えられるお寺ですが、ここの高山寺貝塚からは、底の尖った尖底土器ですが縄文ではなく独特の形から「高山寺式」といわれる土器が出土しており、縄文時代の早期から人が住んでいた土地柄にあるお寺ということでした。
そして、紀伊田辺の一番の有名人は、私にとっては、なんと言っても南方熊楠。
この辺りの熊野古道は、鎌倉室町の道と、江戸時代に使われた道と、時代によってコースが違うということで、私たちは、古い方の道を案内していただきました。
その一つ。案内の講師の先生が、道路から外れて梅畑の中に入って行かれたのについて行くと、草むらの中にポツンと標柱が一つ。その畑を抜けた広い道路に説明板が立っていました。
この辺りは、度重なる川の氾濫で、土地の利用が大きく変わり、王子跡の場所も、道も、複雑に移り変わっているとのことでした。
これは、今日の行程の終わりかけに見た、富田川にかかる潜水橋。いつか渡ってみたいと思いました。
今回の歩きの最後の立ち寄り場所、稲葉根王子。
毎回のことですが、この歩きで巡ってきたたくさんの王子や遺跡、いっぱい聞かせていただいたお話は、ブログの容量に入りきらないので、省略させていただきます。今回も、充実した素敵な時間を過ごし、とってもいい汗かいてきました。
お世話いただいた方々に感謝です。
(花など自然との出会いは次ブログにて。)
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