浮き島の森を後にして昼食を取り、その後、バスで浜の宮王子跡へ。そして補陀落山寺へ。
補陀洛山寺には、渡海船を復元したものがおかれていました。中世から近世にかけておよそ25人の高僧が、南方にあるとされる観音浄土を目指したようです。板戸で四方を囲い、何日分かの食料を入れ、外から釘で打ち付けて流されたとのこです。
そこから大門坂までバスで送ってもらい、最後の熊野古道らしい道をがんばりました。
歴史を感じる石段と、杉の巨木がどこまでも続きます。
那智大社。
この那智大社も、裏山が崩れ、境内の中が土砂で埋まってしまったそうです。
石段を越えて朱塗りの柱の所までたまった土砂、瓦礫を、ボランティアの人たちで取り除き、元の姿を取り戻したとのことでした。
バスの中で、ガイドをして頂いた方からお土産をいただきました。デコポンと同じ形をしていますが、これは三宝柑。持ち帰って、甘くて美味しくいただきました。
今回で熊野古道は終わりとなりました。毎回の旅を計画して頂いた方、ガイドのお世話をして頂いた方、本当にありがとうございました。この歩きで親しくなれたたくさんの方々、これからも親しくおつきあい出来るようにと願っています。よろしくお願いします。
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