初めに行ったのは室生の大野寺。中には入らず、塀の外から楽しませてもらいました。
↓こういうのを格子ザクラというんだろうなと思いました。桜を縦につなげて何本もの長い枝が、一直線に垂れ下がっていました。
時折雨も降る、ずっしり重たい曇り空の中で、綺麗な桜の色がなかなか出ません。
次に行ったのは、これも室生の西光寺。山の中の田んぼの際にある、小さな無住職のお寺です。樹齢300年の桜です。
違う角度からもいろいろ撮ってみました。
この後、一山越えて目的の温泉に入った後、なんと、ヤマセミ超接近。近すぎてチラ見しただけですぐ飛び去られてしまいました。ヤマセミが飛び去った後にオシドリも足元にいたのに、覗き込んだとたん飛び立って行きました。
次に寄ったのが、東吉野の宝厳寺。樹齢350年のしだれ桜。
とても立派な桜なのですが、なんとか支えられて立っているという、痛々しい風情です。幹の中はかなり痛んでおり、幹の皮だけで生きているようです。
それで、45年ほど前に住職さんがこの木の枝先を接ぎ木して丹精込めて二世の子桜を育て上げられました。↓左側が子桜です。親に負けないくらいもうずいぶん立派な大木になっています。
そして最後、帰り道に寄ったのが、宇陀の又兵衛桜。樹齢300年。
昔は、田舎の田んぼの際に何気なく立っていた木なのですが、今では、奈良県でも有数の観光スポットになっており、周りがとっても綺麗に整備されています。
石垣と、後ろの桃との絶妙のコラボが何ともいえません。
近所(平地)では、どこの桜も満開で、来週まで持たないかなと言う様子ですが、山の中の桜は、1〜2部咲きからまだまだ気配のないものまでいろいろでした。でも、100kmほど車を走らせている道々、民家の庭先から小川の川沿いなど、とにかく日本は桜だらけ。名所に行かなくても、どこにいても桜が楽しめるのが日本ですね。
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居ながらにしてこんなに美しい枝垂れを次々と見せて頂き
返信削除ほぉ~っとため息の出そうな其々の美しさですね。
枝垂れの花は小ぶりでまたそれもv
この美を毎年、となると関係者の方々の苦労を思ってしまいます。
又兵衛桜はかつて行ったものの、時期尚早で
それでも村の方々が色々と設営されていて
満開の時はきっとえらい事になるんやなぁって思いました。
こうして拝見させて頂き、ありがとうございます。
snowrun29さんへ
削除又兵衛桜、せっかく遠いところを来ていただいたのに残念でしたね。
私たちも、まだ早いかもしれないと思いながらも、せっかく帰り道なんだからと寄り道して、大正解でした。
今回はしごして、しだれ桜は、枝垂れ方も花の様子も多種多様ということが分かりました。
どの枝垂れ桜も大きくて立派ですね。
返信削除やはりそちらは史跡が多いから樹齢何百年という桜があるのですね。
綺麗な桜を見て温泉に入ってヤマセミもチラ見とは良い一日でしたね♪
ゆきりんさんへ
削除はい。ほんとは一日に12kmほど歩いてお寺巡りと言う予定が入っていたのですが、車で回ってゆったりとお花見という、優雅な一日と変わりました。
ただ、ヤマセミが撮れなかったのが残念でした。
しだれ桜
返信削除福山市から貰えたので堂々川=ホタあるを飛ばしている川
沿道に植えました。植えて3年目ようやく今年から花が咲きはじめました。しだれ桜が300年以上の長寿がこんなに多いとは事例紹介ありがとうございます。
自然を尋ねる人さんへ
削除堂々川、素敵ですね。
彼岸花に蛍にしだれ桜、季節が変わっても訪れる人を楽しませてくれる川。
もう一つ、江戸時代からの歴史を感じる楽しみもありましたね。
街道筋に植えられている桜は、寿命50年くらいと聞いたことがあるような気がします。
しだれ桜は寿命が長いのでしょうか。それとも、これらの桜は、大事に手入れされているから長生き出来ているのでしょうか。