家の中の室温がついに34.5度。扇風機は昨日から使い始めました。・・・クーラーを入れるか・・・。
悩みながら、オオムラサキ幼虫の暑さ対策を、今日は紹介します。
この画面には4匹(青い矢印を入れたところ)いますが、この子たちのポーズ、お気づきでしょうか。
この2匹ではどうでしょう。体を思いっきり立たしています。
葉っぱが日に照らされて暑くなっているので、葉から体を離しているのです。
本当かどうか信じられない人のために次の写真を。
日射しの中の子は立ち上がっているのに、日陰の子は立ち上がっていません。(青い矢印)
立ち上がりチャンピオンです。
この子は、カメラで前から覗き込んでもビクともせずにこのポーズをとり続けました。
(どれも今日撮った写真ですが、4枚目と7枚目の子は2令幼虫です。)
おまけですが、脱皮しかけている2令幼虫。この写真と比べると、上の子は、8対ある足のうち、最後の1対とその前の1対だけで体を支えています。
そう、こういうポーズになると、もう、頭の殻は空っぽです。体の皮はまだしわも寄っていませんが。
皮を脱ぎきるまで、後半日以上はかかるでしょうか。
ところで、一枚目の写真でお気づきになったでしょうか。
この子たちは、自分の住処としている葉は食べずに、よその葉を食べに出かけている様子。
小さな生き物たち、親から受け取ったDNA で、厳しい世の中をがんばって生き抜いています。
励ましのポチッをお願いします。
にほんブログ村
にほんブログ村
毎日暑いですね。
返信削除葉が暑くなっているから、幼虫は体を離しているのですね。
チャンピオンの子、ピンと背筋を伸ばして姿勢がいいですね(笑)
トンボが尾を立てるのと同じですね。
脱皮に半日以上かかるのですか。さっと脱ぐものかと思っていました。
kogamoさんへ
削除暑くてもう、ぐったりです。
いつもなら、葉にさわったり、覗き込んだりしたら、直ぐに体を下ろしてしまうのですが、今日は多少の刺激には動じないというようすでした。
頭が空になってかがんでいる幼虫はたくさん見つかるので、新しい角が出てくるところを撮りたいと待ってみたり、時間を置いて見に行ったりするのですが、未だにそのチャンスに恵まれません。翌朝行くともう脱いだ後の繰返しです。
今まで涼しかったMFの森も厚くなりました。
返信削除オオムラサキの幼虫たちも暑さに耐えて頑張っていますね!
立ち上がっているのは疲れそうですね。
ゆきりんさんへ
削除歩いて鳥との出会いをとはもう思えなくなりました(私はもともと、滅多に歩かないのですが)。
すこし前から立ち上がり始めているのですが、今日の幼虫たちは、固まってしまったかと思うくらい「気を付け!」していました。
こんちは今日もぼっこうあちいですのー(備後弁の挨拶です)
返信削除幼虫が自分の住みかの葉っぱは食べずに他所へ
出かけて食べる話は府中オオムラサキの里で
聞きましたが暑さを逃げるために立つ姿は
初めて見聞きしました。
不思議です。
暑ければ葉の裏へ回ればよいのにと思いますが
ちょうど良い方法が見つからなかったのでしょうか。
自然を尋ねる人さんへ
削除今日も、太陽がしっかり当たっている葉の幼虫はしっかりと立ち上がり、陰になっている葉の幼虫は全て葉にくっついていました。
住処を葉の裏に作るというのは見たことありませんね。
本当にどうしてなんでしょうね。
裏に作れば水没することもなくなるでしょうし。
一度、私のお師匠さんに聞いてみます。
ほんまに大変ですねぇ。
返信削除脱皮が近いと仕方ないかも、と思いますが
そうでないなら日中は葉裏で過ごしたら?と思うのですが、、
一旦葉上に出て、気温上昇に逃げが間に合わなかったとか??
彼らのDNAの中に猛暑はどの辺りまで認識があるのでしょうね。
花もこの時期は少なめですが
虫たちにも本当に気絶しそうな暑さかと思います。
ともかく貴重な写真をまたまたありがとうございます。
snowrun29さんへ
削除住処を葉裏にというのは見たことがありません。
どうしてなんでしょうね。
住処の作り直しが無理なら、初めから裏に作ればいいのにね。
裏に糸を張りはじめるのは、終令で蛹になるときだけです。
いつまでも寒くて急に暑くなり、もう、人間がきぜつしそうです。
鳥見に行く元気がないぶん、今年は幼虫の観察時間が多くなっています。