宝塚「エリザベート」観劇、フォーエンジェルズコンサート

1週間前に、誘われて宝塚に行ってきました。

宝塚は、私にとっていろんな意味で思い出の場所。

何と言っても私は兵庫県をふるさととするもので、就学前と小学低学年のときに、村の子供会で連れられて行ったなつかしい思い出があります。バスの中で食べたビワの実が美味しかったことや、劇場前の遊歩道のベンチに座って食べたアイスクリームを、今でも思い出します。もちろん、豪華な舞台に感激したことも覚えていますが、トップスターがだれだったかなどは残っていません。当時、春日野八千代という人が大御所ですごいんだと聞かされたことだけが記憶に残っています。

もう１つの思いでは、学生のとき、帰省するのに、阪急電鉄からの乗換駅が宝塚駅でした。大阪駅から福知山線に乗ることもあり、「訛り懐かしふるさとの・・・」だったのですが、今回その雰囲気は残っていませんでした。

今回見て来たのは、花組公演の「エリザベート」—愛と死のロンド—。

観劇中に写真は撮れませんので、開始前の舞台と、パンフレットを。

素晴らしい歌声と舞台に魅了され、癒された、贅沢なひと時を過ごしてきました。

その２日後、今度は、若者たちのコンサートで癒されてきました。

「第１８回　フォーエンジェルズ　定期コンさぁト」

高校２年生のときに結成して、卒業してから演奏活動を続けているグループです。今年からは、奈良県、県教育委員会、橿原市、市教育委員会の後援を受け頑張っています。

「障害」を持つ子たちですが、今年は、「一人一人が、今までしたことのない新しい演奏にチャレンジする」と銘打って、取り組んだ成果を発表してくれました。例えばメンバーの一人、私と繋がりのある子は、今までキーボードだったのですが、今回はドラムを披露してくれました。他のメンバーたちのチャレンジもどれも素敵で、正にチャレンジド。

 ちょっと、うるうるもしてしまいました。

今回は、メンバーの演奏以外に、友情出演として天音Ten on（村立天川中学校音楽部卒業生）の演奏もありました。

現在高校生ですが、３年前の中学生のとき、台風１２号で、土砂崩れによる自然ダムが出来て校舎は水没し、職員宿舎が押し流されて、住んでおられた先生が亡くなられるという大災害をを乗り越え、台風被害の後、中学生として、コンテストや大会で大活躍してきた経歴の持ち主たちです。

コンサートの締めくくりは、フォーエンジェルズ定番の「宇宙戦艦ヤマト」。

元気をいっぱいもらって帰ってきました。

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