今日は、昆虫館のお手伝いに行ってきました。
採集して回ったのは春と同じコースでしたが、出会う虫たちは随分違ってきていました。
今回は私も捕虫網を持参し、テングチョウやアオスジアゲハなどを捕まえてお手伝いしてきました。
初めに撮ったのは、見つけてもらったルリタテハの幼虫。定番のサルトリイバラの葉の裏です。虫食い葉っぱを見つけると、必ず裏を返して見るのが、見つけるコツです。
2枚目はゴミグモ。 網を張って、そこにゴミや食べかすを集めていくという面白い習性の蜘蛛です。突起状の腹部で、ゴミに紛れた擬態となります。
オニノヤガラも、ちょっと面白くて撮ってみました。
クサイチゴが 真っ盛りでした。お孫さんと一緒に参加されていたおばあちゃんが、子供の頃を懐かしく話、子供達に食べてごらんと勧めてくださっていました。薄味ですが、ほんのりと野性味のある甘みが美味しいです。このあたりは、農薬も犬の散歩も車の排気ガスも心配ないので安心して食べられます。
昆虫館に帰ってお弁当を食べたあと、昆虫館の職員さんに指導していただきながら、標本作りです。甲虫、トンボ、チョウと、それぞれ標本の仕方が違うので、みなさん一生懸命聞きながらがんばっていました。出来上がったものを撮らせていただきました。
載せる了解は得たのですが、お名前の方はモザイクかけておきました。
今回、私が楽しく思ったのは、この標本右側のサトキマダラヒカゲ。この子、左右の後翅がほぼ同じ形で欠けています。こういうのを、ビークマークと教えてもらいました。
同じ形に欠けているのは、羽を閉じている時に、鳥のくちばしで喰いちぎられた痕。ビークというのは「くちばし」と言う意味です。
昆虫館の裏山。ちょっとだけ丘になっている林での昆虫探しは、アリジゴクの巣穴で虫をさがしたり、ウグイスの声を聞いたり、キノコを見つけたり、爽やかな風を受けながら、楽しい半日を過ごしてきました。
おおむらさき57さん、こんばんは。
返信削除サルトリイバラの虫食い穴を見かけたら、今度探してみようかな? (^^)
ゴミグモですか、面白いです~
昆虫館の裏山の散策楽しそうですね~
robinさんへ
削除ゴミグモは、身近によくいる蜘蛛だそうですが、私がよくお訪ねするブログにちょうど載せておられたのを拝見して、知ったばかりだったので、嬉しくて撮りたくなりました。
裏山散策1時間半ほど、程よく楽しい運動になりました。