11時過ぎ、ほとんどの子が首をすくめて、じっとしていたのですが・・・
この子、黒い長靴を履いて、これから田仕事を始めようかというところでした。
「さあ、入るぞ!」
「用意はできたかい。」 「水の具合はどうかしら、冷たくない?」
「 大丈夫。早く早く! こっちだよ!」 「まってよ〜」
「ねえ、ちょっと待って。向こうの田んぼの方がよさそうだよ」
「ほら、こっちの田んぼ。ごちそうがたくさんありそうだよ。」
「よし、入ってみるか」
「よし、それなら奥の手で・・・がさごそ、がさごそ」
「何してるかって? お腹の周り、水が波だっているだろ。足で水底の土をかき回してるのさ。」
「おでこが泥だらけだろ。お腹の周りはかき回して泥水になっているからね。」
「よいしょ、よいしょ。掻き掻き・・」
「 掻き回した後は急いで顔を突っ込んで餌探しするんだ。」
なるほど、首まで泥水が付いていますね。
「おばさん、もう帰るの?またおいでね。春が来るまでこの辺りにいるからね。小坂田んぼの方にもまた行って上げるね。」
ずい分長くなってしまいました。最後までおつきあいしていただき、ありがとうございました。
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この日は賑やかだったようですね。
返信削除すっかり六方田んぼの冬景色になった感じですが、
この16羽がどれだけここで越冬するか、気になる
ところです。今日は巣塔東側の水田には3羽しか見
ませんでした。他の個体は付近に見ませんでしたが、
少々心配です。
今後もコウノトリの繁殖行動と併せ、このコハクチ
ョウ達の行動も注目したいです。☆P
豊岡の冬水田んぼですね。コウノトリのために水を入れているのでしょうか?
返信削除田仕事を準備しているコハクチョウ。本当に長くつを履いているように見えますね。コメントもぴったりで楽しく拝見しました♪
kainakaさんへ
返信削除ここ(巣塔東側)では、この後夕方にも寄ったのですが、16羽がまだそろっていました。
去年の場所には全く気配がなかったです。
コハクチョウといえば、マガンのことも気になります。
今年、マガンの動きはいかがでしょう。
ゆきりんさんへ
返信削除一応コウノトリのための冬期潅水田と、私は思っているのですが。
コウノトリだけでなく、その他の水辺の鳥たちも含めて、人間と自然の共生を目指す取り組みの一つなのだと思います。
この長靴、私、大好きなんです。
コメント楽しんでいただき嬉しいです。