観察会は、昆虫館の周囲から裏山へ。
林の木々が苦手な私には、楽しい話をたくさん聞かせて頂きました。
一番ショックだったのは、今まで「クヌギの実」と片付けていたのが、「アベマキの実」だったというということ。ドングリの様子はそっくりなので、葉っぱで見分けないと分らないようでした。
ツリガネニンジン、ヤブラン、ハギ、ヌスビトハギ、ヤハズソウ、ウド、ヒヨドリバナなど、秋らしい花が咲いていました。
写真はあまり撮ってこなかったのですが・・・
ウドには両性花と雄花の二種類を付けているというのが初耳で、確認の一枚を。ハギは、虫が潜り込むと花びらが下がってシベが上がってくるというお話を聞きました。
林には、秋らしく、楽しい草の実や木の実が出来ていました。その一部を。
エノキは何と言ってもオオムラサキの木。かじって甘みの体験も。
コブシは、名前の由来となったグウの形の不思議な実が楽しい。
同名の魚がいるけど何か関係あるのかなあという話でした。
ネットで調べてみると、どちらも「役たたず」という意味というでついた説が有力なようです。魚のゴンズイはかなり強烈な毒の棘を持っており食用にならない、木のゴンズイは材として役に立たないということらしい。
私が一番見たかった草の実も出来ていました。スズメウリって名前、付けた人に拍手を送りたくなります。
ヤブミョウガの真珠のような綺麗な実を撮っていて、その近くで見つけたのが、
虫つながりでいうと、撮ってきたのは・・・
クチナシの葉っぱを食べていたのでオオスカシバでまちがいないかと。
で、この虫こぶをいっぱい付けたこの木。一つとって中を開いてみせて頂くと、中には小さな虫がいっぱい。全部成長すると思うと・・・
ヤブ蚊には悩まされましたが、林の中には、アオスジアゲハやモンキアゲハ、クロヒカゲなどが飛んでいました。カナヘビやコオロギなどにも遊んでもらいました。
鳥の気配が全くなかったのがちょっと残念でした。
昨日の天気予報では午後に雨かもということでしたが、晴れすぎないという頃合いの天気で幸いでした。で、今、夜、しっかり雨がふっています。
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おはようございます。
返信削除面白く楽しい会のようですね。
私も8月に県の自然懇談会に参加しました。
飛び入りでしたがその会は何と絶滅危惧や生き物の
生息を確認するために開いていたようです。
スズメウリには驚きました。モデルもよいです。
自然を尋ねる人さんへ
削除この観察会でも、奈良県としては珍しいとされる植物を教えて頂きました。
花の季節でないのが残念でした。
スズメウリは、カラスウリと対比させて、並べて飾って楽しんだりします。
おおむらさき57さん、こんにちは。
返信削除自然観察会、楽しそうですね~
自然の知識のスキルアップにもなりますね。
あ、それから我家の庭にも種を蒔いた記憶のない
ヤブミョウガが生えてきました。
どうやら、野鳥(ヒヨドリ?)のプレゼントらしいです。
1本だけ残して抜きましたが、花が咲いたので実が付くかな?
robinさんへ
削除自然は、自分で勝手に楽しんでいる分には、知識もさほど増えないけど、専門家と一緒に歩くと、本当に勉強になります。(この年になると、なかなか定着しませんが)
ヤブミョウガのプレゼントですか。
実が着くといいですね。
自然観察会、楽しそうですね。
返信削除鳥の気配はなかったともことですが
色々な実もたくさんあるのに不思議ですね。
ウドの実は野鳥が好むらしいので
実が色づくころは何か来るかもしれませんね♪
ゆきりんさんへ
削除鳥もいるだろうと、背中のリュックには、双眼鏡とカメラを入れてきたのですが用無しでした。
ウドも、エノキも、エゴも鳥さんのすきそうな木はたくさんあったのですが・・・
もうしばらくしてから、もう一度この辺りを歩いてみたいと思っています。