2012年9月30日日曜日

オオムラサキは冬の準備を始めました。

オオムラサキの幼虫が、冬の前の最後の脱皮を始めています。

これは脱皮前の3令(4令の可能性も有ります。個体によって、回数が違うことを数年前に確かめました)。
あの子もこの子も、首の皮が絞まってきて・・・脱皮準備中。
この子は昨日あたり、脱皮を終えた子でしょうか。まだ脱いだ皮の側でじっとしたまま。
脱皮前と脱皮後とどう違うの? という人のために、無理に並ばせて撮ってみました。
突起の大きさも少し違いますが、なんといっても違うのは角。脱皮後は、太くて短くて、いかにも冬の寒さに耐えられそうです。

エノキの葉は、まだ緑を維持していて、この色と形が何と言っても一番の保護色で擬態。
が、そろそろ枯れ葉色になってきて、オオムラサキの幼虫も少しずつ変色してきます。

 もう一度ツーショット。

小屋の中では、テントウムシさんも何匹か確認できました。無事越冬して来年も活躍してくれますように。

励ましのポチッをお願いします。
  にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へ
にほんブログ村
にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ
にほんブログ村

6 件のコメント:

  1. 素朴な質問なのですが、オオムラサキの幼虫は
    自然界で越冬するのもいるようですが、気温が下がり、
    凍結する程になっても、生き延びられるのでしょうか?

    返信削除
    返信
    1. robinさんへ 
      オオムラサキは、全て、幼虫で越冬します。
      幼虫は、エノキの葉は枯れて落ちてしまうので、その頃になると、枝や幹を伝って地面まで下りてきます。
      幹の足元に落ちて集っている枯れ葉をお布団にして、雪が降っても、霜が下りても、寒さをしのいで冬をのりきっていきます。
      冬に雪の下の葉っぱをかき分けて探してみると、葉の裏に隠れた幼虫を見つけることが出来ます。
      寒さもですが、暖かすぎるのも心配で、出来るだけ気温変化が少ないように幹の北側の方にいることが多いです。

      削除
  2. 脱皮前と脱皮後のツーショット大変よくわかりました。
    角がずいぶん短くなるのですね。
    それにしても葉っぱに見事に同化していますね!
    テントウムシは成虫のまま越冬するんですね。

    返信削除
    返信
    1. ゆきりんさんへ 
      ツーショット粘って撮ったかいがありました。
      つまんで移動させたので、ずっともぞもぞしていて、綺麗に並んで静止してくれるまでに、たくさんシャッターを押しました。
      テントウムシは成虫越冬します。

      削除
  3. 昨日から金木犀の香りが漂ってきました。
    いよいよ秋になろうか、との頃。
    うちもアゲハのお母さん達がばたばた飛来してきてますが、、
    オオムラサキも冬支度なんですね。

    その脱皮後の写真ありがとうございます。
    角の太さ、背中の突起の太さ、
    冬を越す為のものなんですね、、う~ん凄いなぁ。
    いいもの見せて頂き、感謝ですが、
    何より幼虫達がうまく越冬できますように。

    返信削除
    返信
    1. snowrun29さんへ 
      あ〜っそうですね。あちこちで葉の陰からオレンジの花が覗き始めていますね。

      脱皮前と脱皮後の並び写真、頑張って撮ってよかったです。
      この形に並ばせるのに一苦労しましたので。
      オオムラサキの幼虫って、一年間お付き合いすると、生きるための知恵が体中に埋め込まれているって思います。
      どの生き物でもそうなんでしょうけど。

      削除