季節は一気に夏に向い始め、オオムラサキも、越冬後2回目の脱皮を始めています。
まだ、茶色の越冬幼虫のままの子もいますが、終令幼虫がどんどん増えてきました。
越冬後一回目の脱皮をした後、しっかりごちそうを食べ、この子は2回目の脱皮をしようとしているところです。
左が2回目の脱皮を終えた子(終令幼虫)です。 まだの子を右に並べてみました。
からだの大きさはほとんど変わりません。大きく変わるのは頭の大きさです。頭のからは堅くて大きくなっていかないので、脱皮をすることによって大きな頭の殻を得ることになります。言い換えると、頭を大きくしたいから脱皮をします。
この後、どんどんえさを食べて、体は、頭の大きさに合うだけの大きさになっていき、次は蛹への変身が待っています。
ところで、小屋のエノキに新たなお邪魔虫が大発生しました。
エノキワタアブラムシの発生を抑えるためにテントウムシ大作戦はしてきて、そちらの気配は無いのに、エノキの葉っぱにべっとりと蜜がついているのです。明らかにアブラムシがまき散らす蜜。
で、気づいたのがこの虫。枝という枝にびっしりへばりついていました。
枝を一本一本チェックして、手でつぶして回り、3日ほどかけて手の届くところは撃退したのですが・・・
この虫の撃退法、何か無いでしょうか。冬の間に幹に何かの薬を塗っておくといいようですが、今年は間に合いません。
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