JR大回り（和歌山回り）の旅の初体験

友人に誘われ、JR在来線を乗り継いで、奈良〜和歌山〜大阪〜京都〜奈良と、ぐる〜っと大回り。昨日は一日中続く雨天だったのですが、今日はうって変わって真っ青な空。友人が立ててくれた綿密なスケジュールに従って、一駅料金１８０円で約２５７kmの旅をたっぷり楽しんできました。

JR畝傍駅で１８０円の切符を買い、桜井線で西向きの列車に乗ったのが９時１３分。

この駅には天皇を迎えるための部屋があるのですが、今は無人駅となり、その部屋は閉じられていて、見ることは出来ません（少し前に公開された日があったようですが）。

７分後にJRの高田駅で下りて、和歌山線に乗り換えです。

ワンマン列車の初体験もしました。無人駅では、運転手さんのいる車両の前のドアしか開きません。駅のホーム際に桜が咲き誇る駅もたくさんあったのですが、各駅停車なのでちょっと下りて撮るという訳にいかないのが残念でした。

それでも幾つか撮ってみた写真を載せておきます。

これは運転席の窓から遠ざかる景色を撮ってみました。

遠くに見える山の中腹に見えたヤマザクラも綺麗でしたが、窓ガラス越しなので・・・

和歌山駅に着いたのは１１時４４分。

ここで阪和線に乗り換えです。

お昼時ですが、構内から出ることは出来ないので、隣りのホームにある立ち食いそば屋さんでお昼ご飯を食べました。私はきつねうどん。これも楽しみだったので、お弁当は持って行きませんでした。

食べ終わった頃に、ここのホームで大阪行きの列車が待っていたので、予定より１つ早いけど、その列車に乗り込みました。

和歌山から１２時１４分初の紀州路快速（阪和線＋環状線）に乗りました。

これはワンマンではなく、車掌さんが乗っておられました。

ドアが開いたのを待って大急ぎでシャッターを押すと、車掌さんも入ってしまいました。

大阪駅ではホームにミソサザイの声が響いていました。もちろんスピーカーから。

大阪駅は、学生時代にはいつも使っていた駅でしたが、まるで様変わりしていました。

大屋根がこの駅の象徴でしょうか。

この駅の福知山線のホームに来ると、「訛り懐かし停車場の・・・」が浮かんできました。必ず北但の訛りが飛び交う場所でした。どこを通って行けばそのホームにたどり着くのか・・・

大阪からは東海道本線新快速で京都へ。

何の花でしょうか。見かけたことのない赤い花を満開に咲かせた木がありました。

京都駅のシンボルはなんといっても京都タワー。駅構内から撮れるところを教えてもらい、なんとか撮りました。

京都には１４時半頃着いたので、おやつタイムが用意されていました。が、予定のお店にはみんなが一緒に座る席がなく、他のお店に。「最近はこういうものは食べなくなったねえ」などいいながら、チョコレートバニラなんとかを頂きながら一休み。

一時間近くおやつタイムをとった後、奈良線のホームへ行くと、聞こえて来たのは・・・懐かしいけど思い出せなくて・・・コマドリでした。もちろん、これもピーカーですが。奈良線に乗っている間、何度も聞きました。

で、１６時１９分、奈良駅に着いて見たものは、

お寺の塔のように見えるのは、駅舎だそうです。私、奈良駅は初めてかも知れません。

 奈良から桜井線に乗り、３０分すると、桜井駅。桜井駅から畝傍駅までは二駅ですが、ここが、今回の大回りの旅の終着駅です。切符を自動改札機に入れて外に出ました。

実は、この桜井駅は、JR桜井駅と近鉄桜井駅が１つになっている駅。ここから我が家の最寄りの近鉄の駅まで切符を買って帰宅の途につきました。

この、大回りという乗り方は、どこでもOKという訳ではなく、JRで認められている地域というのがあるとのことです。その区域では違法行為ではありませんが、他ですると違法行為になるとのことですので確認してから試してみて下さい。

おしゃべりに花を咲かせたり、春突入の花の景色を楽しんだり、昔見て来た景色との違いを楽しんだり、８時間近い旅は、あっという間に終ってしまいました。綿密な計画を立ててくれた友人に感謝です。

（容量の関係で、ぎりぎりの写真しか使えないのが残念です。）

励ましのポチッをお願いします。