2022年2月10日木曜日

快晴の尼ヶ岳山頂。途中でアオゲラにも会えました。

 昨日の尼ヶ岳(957m)。駐車場から山頂までの標高差は400m位でした。
この日に来て正解と言える好天の中で山頂の景色を楽しんできました。急勾配の階段は大洞山よりさらに悲壮でしたが、距離的には短く、私の体力でもなんとかクリアできました。

伊賀市高尾にある登山口の駐車場を出たのは10時半。

歩き始めて少しすると、梢からこぼれ落ちながら日差しを受ける雪の粉。

2つの登山道の分岐点。左の橋を渡り山頂へ向かいます。右に行くと冨士見峠経由。
ここまではほぼ平坦な道だったのですが・・・

少しづつ登山道に傾斜がついてきます。

尾根筋のような細い道もあり、歩きやすく快適でした。

しかし、次々出てくる階段は少しづつ急になり・・・

太陽が見えてきて、この先は頂上かと思ったのですが、登山道はまだまだ続き・・・。

山道には、先に歩いた夫の足跡があるだけ、人の気配の全くない登山でした。
小さな生き物の気配に癒されながら雪道を踏みしめていきました。

急階段と穏やかな道を繰り返しながら・・・
この先に見える広場で休憩して、息を整えて・・・

と思いながらベンチに腰を下ろしていると、かすかにドラミングの音。すぐ近くに止まってくれたのがアオバト。残念ながら枝奥で判別も難しい。
でも、この後歩き始めると、梢の隙間の青空の中をはっきりとアオバトが横切っていったので、アオバトと確認できました。もう一度止まってくれたのですが、さっきよりもっと枝に隠れてしまいました。

樹氷も綺麗に見え始めました。

最後?の超急登階段。奥に太陽が見えて来ました。今度こそ山頂?


12時5分。ついに山頂が、青空の中で待っていてくれました。
少し早く着いた夫が、「俺が着いた時の樹氷からは半分くらい減っている」と言うのですが。
風も強めで、山頂でお昼を食べたり、景色を見たりしているうちにも、樹氷はどんどん落ちていきました。

南西には、曽爾高原の倶留尊山から亀山峠、古光山、高見山の連なりが綺麗に見えました。

西側には、遥か向こう、右から二上山、葛城山、金剛山と続く山並みを、かろうじて確認できました。あの向こうは大阪湾。

東には伊勢湾もかすかに。よく見ないと分かりづらいですが。

北側、青山高原の風力発電の塔の向こうは御在所岳と思うのですが。
とすると、左の方の白い山は伊吹山かな?


下りは、上がって来た方とは違う階段を、冨士見峠に向かいました。
向こうに見える市街地はどこでしょう?

誰も通っていない雪道に足跡をつけながら・・・

階段も続きますが、上りほどの傾斜はありません。

でも、下ったり、登ったりを繰り返しながら・・

尾根道もあったり・・・

1時間ほどすると、やっと道にはほとんど傾斜がなくなり、横には沢が出て来ました。

朝、右と左に別れた橋のところ。雪の気配は無くなっていました。下りて来たのは右側の道。

樹氷、足元の生き物の足跡、すぐ近くに飛び込んできてくれたアオゲラなど、立ち止まって楽しみながら、標高差400mを10000歩ほどで楽しんできました。

駐車場から1時間半ほどで山頂に上がり、1時間15分ほどで下りて来ました。
途中で見かけたのは、シジュウカラ。カケスやヤマガラの声はたくさん聞きました。
   

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