2020年11月9日月曜日

前鬼から、大峰山奥駈けの道を歩く

前鬼の小仲坊から釈迦岳を目指すコースは、何年かぶりでの山歩きの私たちにとっては、無謀といえる挑戦でした。テープで道標があるとはいえ、登山道は寸断されており、足元の岩も安定しなかったり、テープの道が途切れていたり、ロープ、鎖を頼りに登ったり・・・。

 先ず、奥駈道に入ってすぐに、間違えて入ってしまった傾斜地ではイノシシの子が迎えてくれました。(テープにしたがって進んだのですが)

道標のピンクのテープを頼りに横切った崩れた瓦礫の岩場。写真で夫が歩いている足元には水が流れていたりするのですが、目の前の倒木(流木?)にピンクのテープがあるのを信じて前に進みました。

途中から、始まった木製の階段。
ほとんどがかなりの急傾斜な階段。登るのも怖い階段でしたが、この階段がなければ、この山道の急斜面を登れなかったと思います。

この辺りまでは、木々に葉が残り、紅葉がきれいでした。

二つ岩では休憩です。

不思議なオブジェ?になった枯れ木。

美しく苔むした大きな岩が連なる場所があちこちに。

ミヤマシキミの赤い実が、花のない晩秋の山の足元を彩っていました。

 休み休み、息を整えながら頑張って足を進めていきましたが、もう限界と思い始めたとき、先を歩いていた夫が、「もうここまでにしよう」と下ってきました。夫は「太古の辻」まで上がったそうです。私が上がったのは、すぐ目の前に大日岳を見る場所(1430mあたり)まで。歩いたのは、標高差830m。
すぐそこに山の鞍部が見えていたのですが・・・・。
木々は全て葉を落とし冬枯れの景色。足下の笹がきれいでした。

写真を撮って少し下ったところで、お昼を食べて下りてきました。

小仲坊まで下ってくると、向かいの山のきれいな紅葉が迎えてくれました。


 途中でギブアップしたのは残念でしたが、厳しい山道を歩けたという満足感が残りました。
まだ、山に挑戦する体力は残っているようです。


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